剪定作業の傷保護

りんご剪定傷に保護剤を塗布して守ります
りんご剪定傷に保護剤を塗布して守ります

 3月前半は雪降り、雨、晴と目まぐるしく変わる天気が続いていますが、比較的寒い陽気です。剪定作業は後半に入りました。暖かくなるとりんごの芽が動きそうですので、出来るだけ早く終わらせたいところです。剪定を行った枝の傷跡は、乾燥で割れてしまったり病気が入ることがありますので、保護剤を塗布して保護します。剪定と同時に進めて、出来るだけ木に負担がかからない様にしています。


寒暖差大きかった2月の果樹園

2月24日早朝の雪景色
2月24日早朝の雪景色

 このまま春になるのでは、と思う程に暖かかった2月の中旬から一転して寒さが戻っている果樹園です。今年の冬は写真の様な積雪になる日が多く、日差しが出てくると一気に融け地面が見えてきます。りんごの芽は少し膨らみ、春が近いことを感じる頃になりました。果樹園では剪定作業を進めています。


雪景色の果樹園

青空に映える白い雪景色
青空に映える白い雪景色

 今シーズン初のまとまった降雪で果樹園は10センチほどの積雪となりました。青空に映える雪も、気温の高さから融けるのが早く感じます。


降雪少ない冬の剪定作業

 今年の冬も降雪が少なく、剪定作業が順調に進んでいます。りんごの木をコンパクトに育て、日当たりと作業性を向上させたりんごの台木にM9ナガノ台木を使用しています。剪定で切る枝の量がこれまでの栽培に比べて極端に少なく、剪定作業の労力も軽減されますし、剪定枝のかたつけ作業も軽減されます。春先の凍害に弱いのが特徴でもありますので、できるだけ早く剪定を終わらせてあげたいりんごの木です。優先的に剪定作業を進めています。

 


2024年の始まり

 2024年まるす小平果樹園では美しい初日の出から始まりました。

快晴の南アルプスから太陽の日差しが温かく注がれりんごの芽が照らされます。

今年も皆様に美味しいりんごをお届けできる様に願う朝でした。

夕方に発生した能登半島地震で、大変な被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。

私たちにできることを考えながら、そして行動し、一年を過ごしていきたいと思います。

現在、私達は、長野県内で行われる様々な剪定技術講習会に参加して基本技術の再確認を日々行っています。講習で教わったことを忘れないうちに果樹園で実践確認する毎日です。基本に立ち返りながら新技術を習得していきたいと思います。

本年もまるす小平果樹園をどうぞ宜しくお願い申し上げます。