りんごの花が満開を迎えています。
果樹園では4月6日、10・11日、16日に晩霜が降りましたが、心配していた凍霜害の被害状況が判明しました。
本年は、極早生種のシナノレッド と早生種のサンつがるを除く全ての品種に大被害が出ています。
残念ながら中心花の大部分には何らかの被害が見られます。また、側花が咲き揃いましたがこちらも被害が出ているため、手の付けようがない状況となっています。中心花の被害は覚悟しましたが、側花の被害は想定を超えています。
現状では、どの花が果実になってくれるのか全くわからない状況です。花弁が散り、受粉して果実の生育が進み、ガクが立ち上がり果実になりそうなものを残す方法を取りたいと思います。
一昨年の被害経験を生かして、なんとか良い果実生産ができるように精一杯できることを行ってみます。とはいえ、今は手を止める事が最善の選択になりそうです。