平成30年の年末

平成30年が年末となりました。

朝晩は寒いものの、雪がなくて日差しが暖かい年末となりました。

本年も多くのお客様にご愛顧いただきましたことに感謝申し上げます。

別れと出会い、多くの皆様に励まされなんとか収穫にこぎつけました。

御恩を忘れず、美味しい果物を皆様にお届けできるようさらに努めてまいります。

果樹園のリンゴの木は、来年に向けて芽が出来ました。花が咲き素晴らしい果実が実ることを期待しています。

来年の収穫に向けて待つりんごの芽

サンふじ発送作業中

サンふじは発送作業中です。

たくさんの皆様にサンふじをご注文いただきましてありがとうございます。

商品のご到着をお待ちいただいている皆様、もう少しお待ちください。

一年かけて育ててきたサンふじが箱詰めされて果樹園を出発していく様は感慨深いものがあります。

今年のサンふじは色々な試練を経て収穫出来ました。今年のリンゴの味は今年だけの味がします。

本年のサンふじの味をどうぞお楽しみ下さい。

 

箱詰めされるサンふじ
箱詰めされるサンふじ

サンふじは収穫・選果・荷作り中

サンふじは日中に収穫作業と選果作業を並行で進めています。荷造り作業は日没から夜間にコツコツと進めています。ご注文頂いていますお客様には順番に商品を発送していますのでどうぞお待ちください。

収穫作業は、私たち家族の他アグリ支援の方に協力いただき順調に進んでいます。


サンふじ収穫開始

サンふじの収穫を開始しました。

これから長丁場の作業になります。

収穫してみると、春の霜による果実表面のざらつき、雹による傷や台風の傷が多い状況です。

どの果実も今年一年かけて育ってきた大切な果実です。

丁寧に収穫して、選果を行い、皆様にサンふじをお届けしてまいります。


サンふじ収穫準備

サンふじは収穫準備ができました。

いよいよサンふじの収穫が始まります。

12月初めまでの長丁場となります。

収穫後、選果、箱詰めしてお客様へサンふじをお届けします。

ご注文いただいている皆様には順番に商品をご用意いたします。もう少しお待ち下さい。

 

 


王林収穫

甘い黄色リンゴ王林を収穫しました。

果樹園に甘い香りが広がり、収穫時期を知らせてくれています。

王林をご注文下さいましたお客様へは順番に商品を発送してまいります。

どうぞお待ちください。

王林が黄色くなるのとともに果樹園周辺の紅葉が進んできました。

赤やオレンジ黄色色とりどりの紅葉が目を楽しませてくれます。

 

黄色く色つき収穫を迎えた王林
黄色く色つき収穫を迎えた王林

サンふじ手入と降雹被害

サンふじは収穫前の手入れ中です。

葉摘はできるだけ最小にして、できるだけ着色できるように、弱い葉摘と玉回しを一玉一玉愛情込めて行なっています。今年は雹が降り、台風で擦れ、傷ができた果実が目立ちます。傷の範囲を超えたものが多く、収穫量に影響しそうです。

ここ数日は気温がぐっと下がり朝は霜が降ります。サンふじの熟度がぐっと進む頃です。寒さに負けずサンふじ収穫まで大切に手入れしてまいります。

サンふじの手入れで目立つサンふじの傷果。

今年は8月の降雹で多くの果実に被害が出ました。

サンふじの被害果は大きな傷になってしまいました。台風の傷発生もあり、商品の量に影響が出そうです。



葉取らずシナノホッペ

葉取らずで栽培してきたシナノホッペが間も無く収穫です。シナノホッペは、サンふじより少し前に収穫できる赤色リンゴで、長野県果樹試験場が「あかね」に「ふじ」を交配して育成した品種です。プックリとした横広な形で、色つきが良く、味は親の「ふじ」に似ていますが果肉がしっかりと固いところが特徴です。完熟すると果肉が少し柔らかくなり甘酸適和で中に蜜が入ってきます。

まるす小平果樹園のシナノホッペは、赤い中にできる白い葉の跡がとっても可愛らしいと感じたので、葉取らずで栽培しています。また、収穫の時まで葉が残してありますので十分養分を吸収して美味しい果実に仕上がりました。本年はまだ栽培量が少ないので販売数はわずかです。気になる方はお早めにご注文をお願いいたします。


秋晴れと稲脱穀

ようやく秋晴れが続いています。稲刈りからハザ掛けで天日干ししていた稲を脱穀しました。南アルプスの景色を眺めながら、のんびりと脱穀です。里山の木々も少し紅葉しています。深い秋はそこまでやってきました。


南アルプスが冠雪

南アルプスが冠雪しました。果樹園は朝の気温が7度と、とても寒く、南アルプスでは雪が降ったようです。毎日雨か曇りの天気が続いていて、秋晴れが恋しい毎日。サンふじは赤く色つき始め、王林は黄色に変化してきました。果樹園ではサンふじの収穫前仕上げ葉摘み作業を行なっています。できるだけ少ない葉摘で美味しいりんごに仕上げたいと思います。


シナノスイートの収穫

シナノスイートの収穫が残りわずかとなりました。今年のシナノスイートは降雹と台風による傷が目立ちました。傷の状態が深いのでこれらはジュース用の加工へと回りました。又、9月の日照不足と長雨からか、果実に横割れが発生したり、果肉の軟化が早いもの、着色が遅いものなど、果実のバラツキが大きく、収穫時期に悩みました。経験したことのない気候を経験出来ましたので今後に生かして行こうと思います。


台風24号通過

台風24号が日本列島を直撃して通過しました。各地で強風が吹き荒れ大きな被害が出ています。1日の深夜、まるす果樹園の真上を通過するコースで接近してきた台風24号ですが、リンゴへの影響は最小です。落下する果実も少なく、まずは果実が残ってよかったと思います。りんごは収穫して見ないと全ての状況はわかりませんが、度々吹く強風で果実の傷が増えているのは仕方がないことと考え、美味しい果実の収穫を目指したいと思います。台風雨接近を心配してくださいました皆様ありがとうございました。

台風一過の果樹園
台風一過の果樹園

台風24号の接近に備えるシナノスイート

台風24号の接近に備えて、シナノスイートの高い部分に実っている果実を緊急収穫しています。

これから収穫本番を迎えるシナノスイートは、リンゴが柔らかいために皮に傷ができたり凹んだり、台風に対して最も弱い品種です。高い場所が最も風にゆすられ、落下することも多く、その下の果実までが被害を受けてしまうので、少しでも被害軽減のために、完熟には早いですが収穫して果実を守ります。

台風24号接近に備え収穫するシナノスイート
台風24号接近に備え収穫するシナノスイート

完熟の秋映を収穫

完熟を迎えた秋映を収穫中です。9月は不安定な天候でしたが、徐々に秋映らしい深い紅色へと色づき、甘い香りが果樹園に広がっています。台風24号の接近が気がかりですので収穫を急ぎたいと思います。

ご注文下さいましたお客様へは順番に商品発送してまいります。もう少しお待ちください。


稲刈りとハザかけ

天気の良い日を選び稲刈りを行いました。稲刈り期間は果樹園の作業を一休みです。今年の天気は大変不安定で、9月に雨が多く水田の水が抜けるか心配しましたが、無事稲刈りを行うことができました。過去には柔らかい水田に稲刈り機が埋まり、大変な思いをしたこともありましたので、今年は無事刈り取れて、ホッとしています。稲はハザ掛けして天日で干します。


丸かじりシナノプッチ

丸かじりりんごシナノプッチを紹介します。

シナノプッチは小玉の丸かじりりんごとして、長野県果樹試験場が「つがる」に「さんさ」を交配して育成した新品種です。パリパリとした食感で、果皮が口に中に残りにくく、甘くジューシーなりんごです。

食事のお供に、おやつに、りんごを持ち歩いて好きな時に食べられる、気軽に食べて欲しいりんごです。

収穫の期間が比較的長く、9月中旬から下旬まで、収穫する時期によって少しずつ味が変化していきます。もともと甘いりんごですが、少し早めに収穫すると酸味も含まれた味わいになり、徐々に酸味が少なくなり、後半の収穫は甘いりんごへと変化します。味と食感は現在栽培しているリンゴの中でナンバーワンだと感じています。今年はお試し価格の3kg箱をご用意しました。どうぞお試しください。

小玉の丸かじりリンゴのシナノプッチ
小玉の丸かじりリンゴのシナノプッチ

シナノドルチェの収穫

9月4日台風21号通過、9月6日北海道での大地震発生で被害に遭われた多くの皆様にお見舞い申し上げます。長野県内は台風21号通過で農作物に被害が出ておりますが、まるす小平果樹園のリンゴは奇跡的に強風で落下するものは少なく、スレ傷等は発生しているものの、収穫できる果実が残りました。大切に管理して収穫を迎えたいと思います。シナノドルチェは無事で、収穫を迎えることができました。ご注文下さった皆様には商品発送中です。どうぞお待ち下さい。

収穫期のシナノドルチェ
収穫期のシナノドルチェ

シナノドルチェ他の生育状況


サンつがる収穫

サンつがるは収穫中です。今年は相次ぐ台風接近による風で出来たスレ傷と、猛暑による日焼けが多く発生してしまいましたが、試練を乗り切って無事収穫できました。ご注文いただいていますお客様には商品発送中です。到着をお待ちください。

サンつがる収穫中
サンつがる収穫中

サンつがる色付き

サンつがるが赤く色付いてきました。お盆が過ぎて気候は一転、朝晩がぐっと涼しく、秋の気配を感じられます。サンつがるは現在着色管理の葉摘み玉回し中です。収穫まであと少しとなりました。

台風20号がかなり接近しそうです。台風接近までに支柱の見直し、棚線の見直しなど、台風対策をして被害を最小に抑えたいと思います。

 

赤く色ついてきたサンつがる
赤く色ついてきたサンつがる

シナノリップ の収穫と味の変化

8月11日にシナノリップ を収穫いたしました。シナノリップ の味は、収穫期に近づくと大きく変化しました。シナノレッドと同じ味であった未熟な時期から、千秋(せんしゅう)と同じ味になり収穫期を迎えました。

ジューシーで少し酸味が効いた甘いりんごになりました。この時期にあの千秋の味がするりんごが食べられるのは嬉しい事です。果肉は固いわけでは有りませんがしっかりしていて、食感はパリパリとした歯切れの良いものです。収穫時期は、満開からの日数とリンゴの地色の抜け具合、そして試食から決めます。今年のデータをもとに、来年はさらに美味しいシナノリップ をたくさん収穫して皆様にお届けできるよう頑張ります。


シナノレッドの収穫

夏のりんごシナノレッドの収穫が始まりました。花の満開が早かった今年は、収穫時期も早くなるものと予測していましたが、あまりの暑さで、りんごの色付きが遅れています。果肉は徐々に熟してきていますので、間も無く一斉に収穫となりそうです。ご注文頂いていますお客様には順番に商品を発送していますのでどうぞお待ちください。

暑い夏に収穫を迎えるシナノレッド
暑い夏に収穫を迎えるシナノレッド

恵みの雨と降雹

一月近く雨が降らない日が続き、リンゴの木もお疲れ状況でしたが、8月6日ようやく恵みの雨が降りました。ところが雷と強風に雹が降る荒れた天気で、リンゴの傷が心配されました。数日が経ち、果実の傷がはっきり見えるようになり、被害状況がわかってきました。大きな雹は1センチメートル程あったようで、果実に穴が開いたもの、凹みができたものが有ります。収穫量に影響が出そうですが、収穫まで大切に育ててまいります。


シナノリップ の色と味の変化

シナノリップ の色と味が変化して収穫時期に近つきました。

今年は猛暑が続くためなのか、色は薄い赤色となっています。地色の緑色は8月2日頃から徐々に抜け始めてきました。試食は、シナノレッドと味の比較をしながら収穫時期を探しています。2日頃には酸っぱく渋い味だった2つの品種は、現在共に酸味がやや強い状態へ変わりました。そして驚く事に、現在の味は2品種ほぼ同じなのです。食感に少し違いを感じるところで、シナノリップ が緻密な果肉でパリパリとしています。シナノリップ の収穫時期はもう少し熟度が進んだところに感じています。


シナノレッドの収穫時期

 シナノレッドの収穫時期が近づいてきました。すでに販売のお問い合わせをいただいていますお客様には大変お待たせしています。猛暑の中、徐々に赤く色付いてきました。8月5日頃から収穫が本格化しそうな状況で、最盛期は10日頃からの予定です。今年の果実は高温の影響か、大きく育っています。春先の霜害は、お尻の辺りのサビとして残ってしまいました。先の台風12号通過によるスレ傷が多い状況ではありますが、これから収穫を迎える早生の主力品種として大切にお世話してまいります。


極早生りんご恋空

 試作中の極早生りんご恋空が真っ赤に色つき収穫を迎えました。7月の猛暑でもグングン赤く色付き、7月27日から31日に収穫しました。今年が初めての収穫ですので、7月中旬から試食を繰り返して、収穫時期の見極めを行いました。気温35度の猛暑の影響は、日焼の形で現れました。りんごの向きによってはひどい日焼けになるものが見られました。このりんごは、比較的酸味が少なく、適熟果実はしっかりした果肉で、爽やかな味です。こんなに真っ赤なリンゴをこの時期に見られるとは驚きです。

本年は収穫量が極めて少ないので販売ページには掲載しませんでした。本年のデータを参考に来年から販売開始いたします。


シナノリップ の収穫時期

 今年から収穫が始まる新品種シナノリップ の収穫時期が近づいてきました。

収穫の時期は、果樹試験場情報によると、花の満開後102日頃からのようです。まるす小平果樹園の満開4月22日から計算すると8月2日からとなります。

緑色の地色が肩から抜けていき、お尻の手前まで抜けるころが収穫適期のようですが、現在はまだまだ緑色が濃い状況です。日に日に変わっていきますので毎日観察して収穫適期を見極めたいと思います。

本年は収穫量が少ないので販売ページに掲載いたしません。来年の販売に向けてしっかりとデータを集めたいと思います。

 


台風12号通過によるスレ傷

異例のコースで台風12号が通過し、りんごにスレ傷が発生しました。

まるす小平果樹園周辺は7月28日夕方から夜にかけて強い北東の風が吹きました。

高い場所に成っている果実はブンブンと揺すられましたが、落下するものは少なくしっかり木に付いています。数日が過ぎて枝などとぶつかって出来たスレ傷が目立つようになってきました。

収穫近くになると被害の全体量がわかると思いますが、美味しい果実になるよう大切に育てて行きます。

台風12号の風でスレ傷が発生
台風12号の風でスレ傷が発生

猛暑とリンゴの生育状況

西日本の豪雨災害で被害に会われた皆さまに心からお見舞い申し上げます。猛暑が日本列島を覆い、復興作業は大変な状況かと思います。1日も早く日常が訪れますよう心からお祈り申し上げます。

まるす小平果樹園では、7月14日以降猛烈な暑さとなっています。18日には35度の猛暑日となりました。リンゴには日焼け症状が見られるようになって来ました。この暑さが続く様ですので心配ですが、大切に育ててまいります。


梅雨入り

梅雨入りした果樹園
梅雨入りした果樹園

6月6日に長野県も梅雨入りしました。しっとりした空気が広がる果樹園です。現在はリンゴの摘果作業を進めながら、雨による病気の防除等を行っています。


大きく育つリンゴと田植え

日に日に大きく育っているリンゴは遠くから果実が見える大きさに育ちました。本日は、穏やかな青空の下で田植えを行いました。水面に入った稲の苗が大きく育っていくことが楽しみです。


シナノレッドは胡桃ほどの大きさ

シナノレッドは胡桃ほどの大きさに育ちました。リンゴ品種の中でひときわ大きく育っています。比較写真のサンふじは親指ほどの大きさで荒摘果を待っています。


秋映荒摘果作業

Before 荒摘果前
Before 荒摘果前
after 荒摘果後
after 荒摘果後

 秋映は荒摘果作業を行なっています。りんごの花は中心にある1つの花を囲むように6つ程の花が咲きます。中心を中心花、囲む花を側花と呼び、リンゴ果実は中心花を利用して育てます。中心花は側花に比べて1日から3日程早く咲きます。成育が最も良く美味しいりんごに育つので、中心花を残し全ての側花を摘む摘花作業を行います。花が散ってもこの作業は続くので、作業は摘果作業へと名前を変えました。

中心花を残す摘果を荒摘果と呼んで、全ての木を一巡します。収穫する果実はその中の4分の1程度になります。次に収穫する果実だけを残す仕上げ摘果作業を行います。全品種の仕上げ摘果が終了するのは7月の上旬頃となります。長丁場ですので、じっくりと楽しみながら摘果作業を進めていきます。

 


伊那谷の新緑

りんご畑と伊那谷の新緑
りんご畑と伊那谷の新緑

いい天気が続いています。

伊那谷は新緑が眩しく仕事の手を休めて景色を楽しんでいます。


摘花(てっか)作業とシナノレッド

今年はリンゴ開花後の生育が早く、摘花(てっか)作業を終えた品種の生育早さが際立ちます。シナノレッドは8月上中旬に収穫される品種ですので一番先に摘花作業をしました。写真の様に立派なリンゴに生育してきました。他の品種も摘花作業を進めていますが花がほとんど散り、作業は摘果(てっか)作業へと変わってきました。

果実が育つシナノレッド
果実が育つシナノレッド

23日にシナノリップ他満開

23日にシナノリップ の花が満開をむかえました。同時にサンふじ・シナノスイート・シナノレッド・シナノプッチも満開です。23日の最高気温は29度となり、咲き始めたリンゴの花は一気に満開となりました。24日にはすべての品種が満開でしたが雨天となり、25日午前中も雨でマメコバチによる授粉作業には悪天続きです。晴天となった今日はすでに中心花が散りはじめています。一気に咲いて一気に散る今年のリンゴの花です。


稲の苗作り

リンゴの花が咲く中、摘花作業を一休みして稲の苗作りをしています。苗箱に土を詰めて籾を入れ、水田に作った苗床に入れます。ビニールハウスで保護して苗が出来るのを待ちます。一粒の籾が一本の苗に成長します。


シナノリップも開花

シナノリップ が開花しました。シナノリップ はまだまだ生育に解らないところが多く開花時期の確認は大切な作業です。シナノレッドやシナノスイートと同時期に開花することが確認できました。サンフジの花には遅霜害でめしべ付近が褐色になっているものが見られます。王林にも同様の花が見られました。


シナノプッチなど開花

本日シナノプッチと恋空が開花しました。また、昨日は王林が開花していました。これまでで最も速い開花となりました。この先数日は気温が高い予報ですのでどんどん花が咲くことと思います。周辺は山桜も満開をむかえ、リンゴの花との共演が見られそうです。


シナノスイート防霜対策2日目

昨日に続き本日もシナノスイート防霜対策で火を焚きました。最低気温は4時から5時半までのマイナス1度です。気温は昨日より上がりましたが星空が広がり、放射冷却で気温が低い時間帯が長くなりました。昨日故障した防霜ファンも動き、できるだけの対策をしましたので被害出ていないことを願います。


シナノスイートの霜対策

今朝は深夜1時から日の出に掛けてシナノスイートの霜対策で火を焚きました。深夜1時の気温は既に0度、デュラフレームという燃焼資材を使用して、畑の温度をあげます。2時には気温マイナス1度、4時にはマイナス2.5度まで気温が下がりました。火を焚いたシナノスイートのエリアは気温0度付近を維持しましたが凍霜害が心配です。そのほかの場所でも防霜ファンを使用して霜対策を行ないました。一台の防霜ファンが故障して動作できませんでした。明日の朝も気温が下がるとの予報がされています。日中に防霜ファンの故障修理を終了し、燃焼資材のデュラフレームを追加調達して明日に備えます。

 


急激な速さで進む春

3月下旬から続く猛烈な温かさで果樹の生育は急激に進みました。

発芽したりんごはグングン芽を伸ばして葉が開き、花の蕾が見えはじめました。昨年に比べて10日程早い生育です。極端に早い生育の年は遅霜の被害に注意が必要です。

また、周辺の桜はソメイヨシノも山桜も一斉に満開となりました。さらに桃、花桃の花も満開です。梨は受粉用の花が満開で数日後は梨も満開です。花盛りの里景色が広がってます。

 


リンゴは発芽直前です

リンゴは発芽直前になりました。芽の先端が白く見えています。昨年に比べて7日ほど早く生育しています。各地で桜開花の情報が入って来ました。ここ南信州は今週中に桜開花となりそうです。いよいよ春です。生き物が一斉に活動し始め躍動の季節です。

リンゴは発芽直前
リンゴは発芽直前

シナノリップ苗木植えつけ

シナノリップの苗木植付けを行いました。仮植えしてあった苗木を掘り上げ、根のモンパ病消毒、植付け場所の踏み固め、植付けと作業が進み、最後に排水が良くなるよう植付け場所は少し高くなるよう畝上げして完成です。苗木は穴を掘り植付けるのではなくて、地上の高さに置くような形になります。シナノリップ以外の苗木も植えつけが終了し、剪定作業を再開します。


りんご苗木の掘り上げ

りんご苗木の堀り上げを始めました。先日まで凍っていた果樹園の地面は、このところの温かさで解け、ようやくスコップが入る柔らかさになりました。大切な根を痛めないようにりんご苗木を丁寧に掘りだして仮植えし、定植(本植え)を待ちます。3月に入り春を感じる気候に一気に変わりました。剪定作業は一旦休止して、苗木の掘り上げと定植を進めていきます。春を感じる作業です。


シナノリップ登場です

新品種のりんご「シナノリップ」登場です。新品種のリンゴ「長果25」は「シナノリップ」の名称で平成30年2月9日(農林水産省告示第326号)種苗法で品種登録されました。シナノリップは8月収穫の早生リンゴで、甘み酸味のバランスと食感が良くてみずみずしく、日保ちも期待できる期待の新品種です。お盆前後が収穫時期になります。今年から一般販売が始まるシナノリップ。各産地の新たな味が増え、今年のりんごシーズンが楽しみです。まるす小平果樹園でも栽培してますのでご期待下さい。

シナノリップ みずみずしい味が楽しみです
シナノリップ みずみずしい味が楽しみです

平昌オリンピックの寒さ疑似体験

平昌オリンピックが始まりました。週末は雪降りが続き果樹園はご覧の雪景色です。雪降り中は屋内でオリンピック観戦を楽しんでいます。今から20年前のこの時期には長野オリンピックが開かれていました。世界中の選手が長野に集まり実際に観戦できた事が思い出されます。1枚目の写真は晴天の果樹園の様子ですが、今オリンピックが開かれている平昌の空に似ている気がしました。気温氷点下10度以下、豪雪と言うほどの雪は降りませんが、一度降った雪が溶けにくいのも今の果樹園と似ていて、剪定作業の休憩に見るオリンピック会場の景色が身近に感じます。果樹園で平昌オリンピックの寒さ疑似体験できますよ。


寒中休みと節分

寒中休みの時期は寒くて雪が多かったことを思い出します。

昭和時代の小中学校では、1月の後半から2月節分頃までの厳寒期に学校が休みになる寒中休みというものがありました。今年の寒さと雪降りは、あの頃の気候を思い出します。

氷点下10度と雪降りが続くと、文字通りの厳寒です。

太陽の暖かさが恋しいこの季節です。

節分を迎え暦の上では明日から春ですが今年はまだまだ厳冬期。

 

 


厳寒の1月後半

1月の後半は厳寒の日々が続いています。

氷点下10度を切り12度・13度の日が続き家の水道凍結の心配が出て来ました。

寒さは続いていますが果樹園の積雪は少なく、剪定作業も少しずつ進めています。

しばらくこの寒さが続きそうです。


暖かな大寒

 暖かな大寒のまるす小平果樹園です。

お正月以降はまとまった積雪もなく、先日も雨が降り、この数日は暖かい日が続いています。

果樹園では剪定作業を行なっています。昨年の収穫時を思い返しながら、光の当たりが良く、通気の良い形へと、剪定と紐を使った誘引で枝を整え今年の生育に備えます。

大きなりんごの木も、小さな木も、毎年少しづつ枝を伸ばして大きくなっていきます。同じ形でずっと止まっていないりんごの木の成長を大きく崩さない範囲で、こちらの希望する形へと導く整枝剪定作業はとても奥深く、ベテラン果樹農家の技術を毎年学ばせていただき作業しています。

ベテラン農家さんの剪定作業は、木と会話している様な、とても綺麗な作業です。そして、その木から収穫されるりんごが素晴らしい事が想像できます。そんな剪定作業を目指し、今年も剪定作業をしていきたいと思います。


2018年初日の出

新年あけましておめでとうございます。

旧年中のご愛顧に御礼申し上げます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2018年は素晴らしい初日の出で始まりました。

南アルプスから太陽が昇って来ると、暖かい太陽の光を受けてあたりの景色が変わりました。

今年も農作物が順調に育ち良き一年になることを願いました。

 

2018年初日の出