まるす小平果樹園 TEL:0265-35-3775
今年のお米作りも後半に入り、りんご収穫と作業時期を調整しながら、天気の良い日を選び18日19日の二日間で稲刈り作業を行いました。今年は実家父も応援に入り、順調に作業が進みました。
水が抜けてしっかり干された水田には、イナゴやカエルなどいろんな虫や小動物が見られますが、今年はカナヘビ?に間違えそうな(発見者は初め間違えてました)小さなヤマカガシが現れてビックリ。水田周りの土手を荒らすモグラやネズミを捕らえてくれる仲間も必要ですので、そっと水田脇の土手まで案内してあげました。
さて全ての稲刈りが終わりましたが、この時期としては暑い気温となりました。ハザにかけての天日干しはこの晴天で乾燥が進みます。この先も順調に乾燥してくれることを願います。
小さくて丸かじりに最適な可愛らしいりんごシナノプッチが収穫を迎えました。今年は昨年に比べ、全体に小玉になっています。このりんごの大きさを願ったものにするのが毎年の悩み種になっていますが、今年は摘果の時期が遅れたことで小さくなったのかなと思っています。来年は今年より早く摘果したいと思います。過去には大きくなり過ぎ、困った年もあり同じ大きさに整えたいところです。
可愛らしいシナノプッチをおやつに持ってお出かけしたくなる季節になってきました。
ご注文くださいました皆様には順番に商品を発送いたします。どうぞおまちください。
尚、本年のシナノプッチは収穫予定量に達しましたのでご注文完売とさせていただきました。ありがとうございました。
シナノドルチェが少しずつ色付きをはじめました。シナノゴールドと兄弟品種のシナノドルチェは酸味とジューシーさが特徴の赤色品種です。赤色とは言いますが、着色しにくい特性で、涼しさと日差しがないと着色しません。朝晩の気温が15度くらいになり、秋の晴天となれば一気に着色をしてきます。この品種の色付きは、秋がやってきたことを感じさせてくれます。
7月22日関東甲信が梅雨明け発表されました。いよいよ暑い夏の本番です。
夏のりんご3種類シナノリップ ・恋空・シナノレッドが収穫時期に近づき、強い日差しを受けながらも赤く色ついてきました。ジューシーな夏りんごは個性が強く、酸味と果汁が特徴のシナノレッド 、そこに甘さと果肉の硬さを加えたシナノリップ 。酸味が少なく甘さが特徴の恋空。
3品種の特徴が際立ちます。
生育期間を振り返れば、早かった開花、天気は周期的に変わり、干魃の無い春から梅雨期間は雨と晴れが交互に訪れ、期間中の気温は高く推移しました。収穫前の気候は暑く推移しそうな予報です。
今年の初収穫りんごはどのような味になるのか期待して大切に収穫前管理を続けます。
3品種のご予約を受け付けを開始いたしました。どうぞご利用ください。
今年も夏の新品種りんご「恋空」と「シナノリップ」が収穫間近となってまいりました。
今年は良質な花が咲き、受粉も順調、着果が多く小玉気味ですが、それぞれ品種の個性に合わせたお世話をしています。
二十数年前、現園主が就農した時には「シナノレッド」が極早生品種としての期待を一手に背負い、栽培技術を必死で勉強していたことを思い出します。最適な摘果の量や枝の作り方、木の勢いには品種の差があり、継続して観察する中から、最適な状況を見つけ出す作業。一年に一度しか見ることが出来ない生育から収穫までの変化。試験場など基準にしながら試行錯誤してきました。
現在はシナノレッドを親に新品種シナノリップ が生まれ、まさに栽培技術を勉強している最中です。
新品種は、十年単位の選抜や研究の結果ようやく品種登録され、苗木が私たち農家に届きます。
初めて育てる品種は、どんな枝ができるのか、どのように果実が実るのか、栽培して初めて目にする事ばかり。
毎年違う気候、生育が進み大きくなっていくりんごの木、条件が毎年変わるなかで試行錯誤を繰り返します。
大切に育てられた一つの新品種を大切に、今年も皆様にお届けできるよう手入れしてまいります。
手作業で摘花作業を終えたシナノリップ は順調な生育で親指ほどの大きさとなっています。今年は受粉時期の天候に恵まれたので着果が多く見込まれる場所には摘花剤(エコルーキー )を使用して、受粉が行われないように調整を試みました。
全ての場所で上の写真ほどに摘花剤効果が見られているわけではありませんが、一部摘花されることで樹体への負荷は大きく下がります。そして人力による摘果作業の手数も減らせられ、作業の進捗が進みます。
4月20日に全てのりんご品種の中心花が満開となり、過去最速を記録しました。
日中の最高気温は26度と夏日になった果樹園は、朝と夕方で景色が変わるほどにりんごの花が次々と咲きはじめ、果樹園をひと回りして確認すると、全ての品種で中心花が満開となりました。
まるす小平果樹園では、一昨年の2021年と同日となる4月12日にりんご恋空と王林が開花を迎えました。その他の品種も開花を待っています。開花直前の4月9日の最低気温がマイナス0.5度、10日がマイナス1.0度になり、凍霜害の心配があります。王林・恋空共に中心果が咲き始めた状況で、花を割り、内部の状況を確認しましたが、変色しているものは見られませんので、順調に開花受粉されて果実になってほしいところです。今月末までは低温の心配がありますので摘花作業は進めずに、様子を見ていこうと思います。早過ぎる春で作業進捗が間に合っていないのが実情です。剪定枝を集めての炭焼き1回目が出来ましたので引き続き剪定枝を集めて2回目の炭焼き、そして水田の苗作り等々、春の作業を終えて、月末から摘花作業に入りたいと思っています。
1月は穏やかな天気が続いています。果樹園には積雪が見られず、剪定作業が捗ります。昨年の反省をしながら、一本一本に向き合いながらの剪定を行なっていきます。
新年明けましておめでとうございます。
昨年は多くの皆様にご愛顧いただきましてありがとうございました。
本年も美味しい果実をお届けできます様努めてまいります。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
果樹園の雪は消えて穏やかな元日となりました。
2023年が穏やかな一年となりますことをお祈りいたします。
2022年は大変多くのお客様にまるす小平果樹園をご利用いただきありがとうございました。
また、応援のメッセージや感想も沢山お届けいただき感謝申し上げます。
りんごのご縁で新しいお客様がご連絡くださる機会が増えた事も今年とても嬉しかった出来事です。
2022年産りんごの味はいかがでしたでしょうか。
その年の気象が現れる果実の味です。私たちの作業の至らなさが現れるところも有ります。
出来るだけ自然体で栽培が続けられる様に栽培方法や栽培品種の選択を日々考え、りんごの木に実ったりんごの味をそのままお客様に届けています。美味しいりんごを実らせてくれたりんごの木と、ご賞味くださいました皆様に感謝を申し上げます。
黄葉した果樹園ではサンふじの収穫が始まりました。2019年の大不作から少しづつ収穫量を増やすべく試行錯誤中の3年目となります。今年は早い開花に始まりましたが、遅霜害、開花中の降雨による受粉不良が重なり、順調に生育した果実が少ない年となりました。しかしその後の収穫に影響が出るほどの台風被害や病虫害の発生は無く順調に生育しました。果実の見た目は若干ザラザラとした霜の被害が残っていますが、無事収穫をむかえられる果実を丁寧に収穫し、皆様にお届けしてまいります。
サンふじは多くの皆様にご注文いただき、予定の量に達したためホームページの注文を停止しています。収穫選果が進み在庫見込みができましたら再開いたします。お問い合わせがございましたら問い合わせまたは注文ページのメールからお知らせください。
シナノゴールドが収穫期を迎えました。黄金色に輝くこのリンゴは、完熟果実なのに酸味が残る濃い味と、ジューシーな果汁、パリパリとした食感、そして芳香があり、赤色ではないりんごの中で飛び抜けた美味しさを感じます。ここ数年は酸味が少ないシナノゴールドでしたが、今年は酸味が十分有り、特徴を十分に引き出せているように感じます。シナノゴールドのもう一つの特徴は日持ち性が抜群に良いことです。サンふじと収穫の時期が近いですが、シナノゴールドは蜜入りによる果肉変質の心配がなく、涼しい場所に保管すれば、徐々に酸味が減る変化をしていきます。食感の変化が少なく、収穫直後のジューシーさを長い間楽しむことができる優れたリンゴです。ブドウのシャインマスカットと同じく赤色ではない果実の美味しさ。根強いファンが増加中のシナノゴールドです。
秋映の香りが果樹園に広がり始めました。この香りを感じると、いよいよ秋が深まるのを感じます。秋映収穫の時期が近づきました。今年のりんごは昨年に比べて1週間ほど収穫の時期が遅れています。花は同時期に咲いていましたので、春夏の気候の差が果実の収穫時期に影響しているのではと考えています。カレンダーに収穫時期を掲載していますが、見直し見直しという状況となっています。
山の紅葉が始まり秋の果実が次々収穫を迎えます。
果樹園ではサンつがるの収穫が終了しました。続いて9月に収穫時期を迎えるシナノプッチ・シナノドルチェ ・秋映の生育をお知らせいたします。
これらの品種は少しづつ色付きが進んできています。色付きが良いシナノプッチを試食をしてみますと、収穫時期の味まではあと少しといったところです。
来週末頃から収穫の時期に入る予想です。今年の初秋りんごはどんな味に仕上がるのか楽しみです。
さて、ご予約を直送販売のページに掲載中でございますが、現在シナノプッチがご好評につきまして、収穫予定量のご予約をいただき、在庫切れ表示でご注文いただけない状況です。
こちらは、収穫開始後在庫見通しが立ちましたら再度受付を開始いたします。
水田の稲穂が秋の気配を伝えてくれます。暑かった今年の夏も終わりを迎え、徐々に涼しい季節へと変わり始めました。
サンふじ他のりんご品種は収穫の時期に向けて徐々に徐々に生育を進めています。今年の生育状況全般は、十分だと感じた開花した花の量に比べて、果実の受粉状況は良くはなく、小玉のものや、変形のものが多く、仕上げ摘果・見直し摘果を進めていくにつれ、良い果実の数が限られてきました。なかなか思うようにはいかないのが常であります。
シナノプッチや秋映など、収穫まで半月以上ある品種でも色付きが始まりました。
シナノゴールドやシナノスイートはまだまだ真っ青な果実です。
これから徐々に大きくなり、成熟していきます。
恋空の収穫が最盛期となりました。まるす小平果樹園では最高気温が30度を大きく超える日が続いていますが、恋空収穫は、早朝の涼しい時間に行っています。今朝も5時半から収穫開始。気温20度の爽やかな空気の中で収穫作業を行いました。日中の暑さでも日焼けに強く、赤く色ついていく恋空の収穫が順調に進みました。ご注文くださいました皆様には順番に商品を発送していますのでどうぞお待ちください。
果樹園は夏空と濃い緑の中に赤い果実が目立つ景色となってきました。
夏りんごの恋空が少しずつ色付き、熟度を上げてきました。
恋空は垣根仕立ての高密植栽培で栽培しています。列幅4メートルに対して全高が4メートル程と樹高が高くなりますが、これまでのワイ化栽培に比べて、夏場に地上付近の木陰ができますので、比較的に涼しく作業が行える事がわかってきました。高密植栽培のシナノリップも同様に木陰ができます。夏りんごの栽培にはこの方法がとっても良いです。
さて、極早生品種の恋空・シナノリップ ・シナノレッド のご予約受付を開始いたします。
商品の発送は8月始めからとなる予想です。どうぞご利用ください。
6月27日に関東甲信地域の梅雨明けが発表されました。今年は6月6日に梅雨入りし、周期的に変わる天気でしたが、毎日雨が降り続くといった日の無い梅雨となりました。少し雨量が少なく感じますのでこれからの渇水が気になります。昨日今日と30度を越す暑さとなり、人も果実も暑さに耐えています。この暑さの中ですが、仕上げ摘果がまだ終わっていませんので、昨年導入した空調服を着て作業を頑張りたいと思います。
6月6日に関東甲信地方が梅雨入りが発表され、いよいよ雨のシーズンとなりました。果樹園のりんごはピンポン玉程に成長し、摘果作業が続いています。これから仕上げ摘果を行い全てのりんごを一巡します。今年の生育は、サンふじ以外の品種は大変順調な生育です。サンふじは、良い花がたくさん咲いたものの、開花後に雨や低温が続いたため、受粉が良くありませんでしたが、大きな減収になることはない状況です。玉サイズのばらつきや変形果の発生が多くなりそうです。良い果実が残るよう大切に摘果してまいります。
りんご恋空が本日開花しました。昨年よりは7日遅れですが、平年よりは3日ほど早い開花なのではないかと思います。他の品種も蕾を膨らませて開花を待っていますのでこの先数日のうちに次々と開花しそうです。恋空に晩霜の影響は少し見られますが中心花の利用はできそうです。
今日は七年に一度行われる飯田お練り祭りに新田虎舞で参加してきました。3月25日から27日の3日間は飯田市街地に地域の伝統芸能が練り歩く特別な3日間。
まるす小平果樹園があるこの地域には新田諏訪神社があり、春の例祭に奉納する新田虎舞があります。現在は新田虎舞保存会がその伝統を継承し子ども達を含めて活動しています。
私達も保存会員に入り、虎舞を楽しんでいます。今日は歩行者天国となった飯田市街地を、精一杯の舞とお囃子で、コロナ収束や無病息災、五穀豊穣、商売繁盛などを願ってきました。
令和3年産サンふじを利用したリンゴジュース瓶詰めが仕上がりました。原材料となるりんごの味が毎年違う様に、ジュースの味も毎年変わります。特に絞りたての味は毎年大きく違います。一定期間(約3ヶ月ほど)寝かせると、摺たての尖った部分が消えてまろやかになります。一方絞りたては原料の味の個性が出てきてとても興味深いものがあります。今年のりんごシュースは少し酸味が感じられる味に仕上がりました。
カップに注ぎ電子レンジで温めて飲んでみると酸味が引き立ちました。寒い時期は温めて飲むのもお勧めです。昨年は5月頃から販売開始しましたが、本年はこうした味の変化も楽しんでいただければと思い、準備が整い次第販売を開始いたします。どうぞお待ちください。
新年明けましておめでとうございます
昨年中は皆様にまるす小平果樹園をご愛顧いただきましてありがとうございました。
本年も美味しいりんごを皆様にお届けできる様精一杯がんばって参ります。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2022年は南アルプスから登る美しい初日の出を見ることが出来ました。
氷点下8度という極寒の中でしたが、太陽が昇ると一変暖かさに包まれました。
本年が穏やかな一年になりますことをお祈りしました。
里の紅葉が進みりんごの紅葉も始まった果樹園ではサンふじを収穫中です。
シナノホッペ・王林・シナノゴールドなど晩生種のりんごは果実数が少ない状況でしたので、サンふじも同様であることを想定していましたが、想定どおり、果実数が少ない状況です。大切に収穫して選果してまいります。今年の収穫量がどれほどになるのかは、もう少し作業を進めないと判断できない状況です。
サンふじは現在一玉一玉の玉回し作業を行っています。観察する中で、正常な果実が少ない事が確実な状況となってしまいました。
本年は春の凍霜害による花芽の被害が非常に大きくなりましたが、美味しい果実をより多く収穫出来ることを目指して管理してまいりました。
凍霜害が無い年は、一つの花芽から6つの花が咲き、その中心にある一番生育の良い中心花を残す一輪摘花を行い、続いて果実になったものを5果から1果に減らす仕上げ摘果となります。しかし本年は、1つの花芽から果実に成長できるものが半分程度となり、さらに果実となっても変形や成長が遅れるものが多くなりました。仕上げ摘果は、生育不良の果実や、玉サイズのばらつきが有る状況となりましたが、果実数の確保を慎重に行なってまいりました。
収穫直前の現在、果実数は例年に比べて少なく、玉サイズのばらつきによる小玉果・サビの発生果・生育不良果が多く、例年販売している正常果実が少ない状況です。この様な状況からショッピングカートからのご注文受付は当面中止いたします。どうかご理解くださいます様お願い申し上げます。サンふじについてご不明な点はお問い合わせからお知らせください。宜しくお願い申し上げます。
まるす小平果樹園 TEL:0265-35-3775