完熟りんごブログ

まるす小平果樹園 TEL:0265-35-3775


春の訪れ感じる果樹園

 3月第二週は急激に暖かい陽気となり、春の訪れを感じる果樹園となってきました。

地面の緑が日に日に現れてきていますが、可愛らしい花が咲き始めています。

りんごの芽も順調に大きくなってきており、休眠から徐々に覚めてきている様に感じています。

剪定作業はまだまだ残っていますので、急ぎ進めていきたいと思います。


りんご花芽の膨らみ

 果樹園は、朝晩の寒さ残る中、日中の気温が上がってきました。りんごの花芽が徐々に大きくなってきている様に感じるこの頃です。今年は積雪の少ない冬となりました。雪の無い果樹園では剪定作業を続けています。雪が少ないとはいえ、氷点下の日々が続き、りんごの木は十分な休眠が出来ましたので暖かい日が続くと徐々に休眠から覚めてきそうな気配を感じています。蓄えた養分が動き出す前に剪定作業が終われる様、手際よく作業を進めていきたいと思います。


厳冬期から春に向かう節分へ

 今日は節分です。暦の上では冬から春へと向かう節目となります。

今年の冬は1月22日頃から氷点下10度以下となる厳しい寒さとなりました。

冬型の気圧配置の日は晴天となり、夜の放射冷却も加わって厳しい朝の冷え込みとなることが多いです。そんな朝を迎えた日は、防寒対策を万全にして果樹園へと剪定作業に向かいますが、日中は日差しの暖かさで汗ばむ陽気となります。そして太陽が傾き始める午後3時ごろを過ぎると途端に寒さが戻ってきます。

この寒さの季節も半分を過ぎたでしょうか、立春を過ぎると日が長くなってきます。

果樹園では、基本に立ち返って美味しいりんごの果実が実る様に剪定作業を進めていきます。

 


穏やかな天気で剪定作業

剪定作業が捗る雪の無い果樹園
剪定作業が捗る雪の無い果樹園

1月は穏やかな天気が続いています。果樹園には積雪が見られず、剪定作業が捗ります。昨年の反省をしながら、一本一本に向き合いながらの剪定を行なっていきます。


2023年元旦

穏やかな空気の中昇る 2023年初日の出
穏やかな空気の中昇る 2023年初日の出

 新年明けましておめでとうございます。

昨年は多くの皆様にご愛顧いただきましてありがとうございました。

本年も美味しい果実をお届けできます様努めてまいります。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

果樹園の雪は消えて穏やかな元日となりました。

2023年が穏やかな一年となりますことをお祈りいたします。


2022年を振り返る

2022年は大変多くのお客様にまるす小平果樹園をご利用いただきありがとうございました。

また、応援のメッセージや感想も沢山お届けいただき感謝申し上げます。

りんごのご縁で新しいお客様がご連絡くださる機会が増えた事も今年とても嬉しかった出来事です。

2022年産りんごの味はいかがでしたでしょうか。

その年の気象が現れる果実の味です。私たちの作業の至らなさが現れるところも有ります。

出来るだけ自然体で栽培が続けられる様に栽培方法や栽培品種の選択を日々考え、りんごの木に実ったりんごの味をそのままお客様に届けています。美味しいりんごを実らせてくれたりんごの木と、ご賞味くださいました皆様に感謝を申し上げます。 


サンふじ商品発送一段落

真っ白な銀世界へと一変した果樹園
真っ白な銀世界へと一変した果樹園

サンふじの発送作業が一段落するのを待っていたの様にまとまった降雪で辺りは白い世界へと一変しました。本年も沢山のお客様にサンふじご注文をいただきありがとうございました。11月中旬から収穫を始め、選果・荷作りへと作業を進めて一か月間、皆様には大変お待たせいたしました。無事サンふじを発送する事が出来て一安心しています。

現在サンふじ若干量の在庫がございますのでご注文受付しています。

年末は28日まで商品の発送しています。どうぞご利用ください。


サンふじ収穫中

サンふじの収穫が続いています。晴天と降雨が交互に訪れ、晴れの日は収穫を、雨の日は選果を進めています。本年の収穫量は一昨年程度を見込んでいますが、春先の凍霜害の影響から果実大きさのばらつきが出ています。選果作業では、玉サイズの選別と、傷や果実の味に差が出たものを選別していますが、台風影響が無かった今年は傷果が少ない状況となっています。

収穫作業は残り数日間で終了予定です。大切に収穫して皆様にお届けします。

商品在庫全体量の把握には選果作業が進む必要がありますので、収穫終了後しばらくかかる予定です。

ご注文いただきましたお客様には順番に商品を発送してまいります。どうぞお待ち下さい。

 


サンふじ収穫開始

黄葉の果樹園でサンふじ収穫開始
黄葉の果樹園でサンふじ収穫開始

黄葉した果樹園ではサンふじの収穫が始まりました。2019年の大不作から少しづつ収穫量を増やすべく試行錯誤中の3年目となります。今年は早い開花に始まりましたが、遅霜害、開花中の降雨による受粉不良が重なり、順調に生育した果実が少ない年となりました。しかしその後の収穫に影響が出るほどの台風被害や病虫害の発生は無く順調に生育しました。果実の見た目は若干ザラザラとした霜の被害が残っていますが、無事収穫をむかえられる果実を丁寧に収穫し、皆様にお届けしてまいります。

サンふじは多くの皆様にご注文いただき、予定の量に達したためホームページの注文を停止しています。収穫選果が進み在庫見込みができましたら再開いたします。お問い合わせがございましたら問い合わせまたは注文ページのメールからお知らせください。


皆既月食と王林収穫

果樹園ではお月様の様な見た目のリンゴ王林が収穫を迎えました。今年の王林は春の遅霜の影響が出て、玉の大きさにばらつきが出たり、サビ状の影響が出ていました。また、果実ごとの熟度が揃いにくかっっため、収穫を遅らせていましたが、ここにきて自然落下してしまう果実が急増したため収穫を進めました。今年の気候ならでは出来事です。夜には家族で皆既月食と天王星食を観察。秋の澄んだ空と寒さを体感しました。急激に果実が熟していくのはこの気候のおかげと感じる夜でした。

 王林をご注文くださいましたお客様には順番に商品発送を行っていますのでお待ち下さい。


里の紅葉とサンふじ

紅葉が山の上から里に降りてきて辺りは黄色赤色眩しい景色が広がります。サンふじは、玉回しの手入れを行い、収穫前の最終手入れを行っています。サンふじの葉は徐々に黄色へと紅葉していき果実も完熟を迎え収穫となります。


シナノゴールドの収穫

シナノゴールドが収穫期を迎えました。黄金色に輝くこのリンゴは、完熟果実なのに酸味が残る濃い味と、ジューシーな果汁、パリパリとした食感、そして芳香があり、赤色ではないりんごの中で飛び抜けた美味しさを感じます。ここ数年は酸味が少ないシナノゴールドでしたが、今年は酸味が十分有り、特徴を十分に引き出せているように感じます。シナノゴールドのもう一つの特徴は日持ち性が抜群に良いことです。サンふじと収穫の時期が近いですが、シナノゴールドは蜜入りによる果肉変質の心配がなく、涼しい場所に保管すれば、徐々に酸味が減る変化をしていきます。食感の変化が少なく、収穫直後のジューシーさを長い間楽しむことができる優れたリンゴです。ブドウのシャインマスカットと同じく赤色ではない果実の美味しさ。根強いファンが増加中のシナノゴールドです。


シナノホッペ収穫開始

鮮やかな赤色と扁平な形が特徴のシナノホッペを収穫開始しました。シナノホッペの香りが果樹園に広がり収穫の時期を知らせてくれました。この赤色はシナノスイートが色付く頃にはすでに仕上がっています。色だけで収穫時期を判断できないシナノホッペですので試食を繰り返してきましたが、ようやく完熟期を迎え収穫です。収穫量が少ないためネットショップ掲載の前からお問い合わせによって予約いただいています。順番に商品を発送してまいりますのでお待ち下さい。また、商品在庫ができましたら販売受付を行います。ご希望がございましたらお問い合わせからお知らせください。

 


黄色リンゴの王林とシナノゴールド

 黄色リンゴの王林とシナノゴールドの熟度が少しずつ進んできました。

王林はまだまだ真っ青といった状況です。比較するとシナノゴールドは少し黄色味がかった緑色になってきました。収穫時期は今月末から11月はじめを予想しています。


令和4年のサンふじ

 サンふじは収穫の時期が最も遅く1年間の気候や環境を全て表してくれる品種です。令和4年は暖かい春による早い開花、早い開花よる晩霜遭遇、早い梅雨明け、暑い夏、8月後半から9月は降雨日多く、10月初旬まで高温が続き、10月後半から気温が下がり現在に至ります。この気候で生育してきた令和4年のサンふじがどのような品質なのか。弱い葉摘と玉回しを開始したサンふじの外観は、晩霜によるサビが多く、玉肥大は良好、着色は遅れ気味です。収穫まで約一月間の気候が最後の仕上げとなります。今年のサンふじを大切にお世話しています。


シナノスイート収穫開始

 シナノスイートは色付きが進み収穫が始まりました。朝晩の寒さは色付きに大きく影響します。今週は週の中程から急激に寒い気候に変わり、それに合わせて色付きが進んできました。シナノスイートは色付きしにくい品種ですので一玉一玉を玉回しして全体の色合いを仕上げています。

玉回しを行っていて台風の擦れ傷が多いことに気づきました。一見被害がないように見えた台風ですが、果皮が弱いシナノスイートでは被害が見られています。大きな収穫量減にはならない見込みです。

ご注文いただいていますお客様には順番に商品発送してまいります。どうぞお待ち下さい。


快晴の週末は稲脱穀と秋映収穫

 果樹園は秋らしい快晴の週末となりました。爽やかな空気を感じながら、ハザかけ米の脱穀作業と秋映の収穫作業が捗りました。この週末は観光にお出かけした方も多かったのでは。私たちも外で飲むお茶の味が一際おいしく、行楽気分を楽しめた週末でした。

秋映をご注文いただいていますお客様には順番に商品発送しています。どうぞお待ち下さい。


秋映の香で秋を感じる

 秋映の香りが果樹園に広がり始めました。この香りを感じると、いよいよ秋が深まるのを感じます。秋映収穫の時期が近づきました。今年のりんごは昨年に比べて1週間ほど収穫の時期が遅れています。花は同時期に咲いていましたので、春夏の気候の差が果実の収穫時期に影響しているのではと考えています。カレンダーに収穫時期を掲載していますが、見直し見直しという状況となっています。

山の紅葉が始まり秋の果実が次々収穫を迎えます。


シナノスイート生育他

 収穫時期を迎えるりんご品種が次々と続く時期になりました。台風を乗り越えたシナノドルチェ は収穫を終え、シナノスイートは徐々に色付きが始まり収穫の時期が近づきます。11月下旬から収穫予定のサンふじは徐々に大きくなってきました。秋の収穫シーズンが始まります。


台風14号被害少なく一安心

 台風14号による被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。まるす小平果樹園では、19日昼間から強い南風が吹いてりんごの木が大きく揺すられる場面があり、今朝になると風向きが北風に変わり10時ごろまでは強い風が吹いていました。しかし幸にもりんご果実が落とされることはほとんど無く、一部に擦れ傷等見られますが、全体の被害は小さく、収穫量を大きく損なう被害は無くて一安心しています。ご心配いただきご連絡を下さいました皆様ありがとうございました。既にご注文いただいているシナノドルチェやシナノプッチ・秋映は予定通り収穫することが出来ますのでどうぞお待ち下さい。


シナノドルチェとシナノプッチの収穫

 シナノドルチェは本日台風の接近に備えて収穫を行いました。台風接近前に全ての収穫は終えられませんでしたので残りは台風が行きすぎてから収穫となります。

 シナノプッチも台風接近に備え収穫を行いました。熟していない果実は収穫できませんので、収穫量は少なく、台風通過後が収穫最盛期となります。

他の品種の台風対策は、収穫はできませんので、支柱の見直しや枝吊りの見直し等、できる範囲での台風対策を行いました。明日からは風雨が強まる天気予報ですので、家の中で注意して過ごしたいと思います。


台風接近前に稲刈り

 台風14号の接近と降雨に備えて昨日と本日稲刈りを行いました。ここ数日は晴天が続き水田の乾きも良く順調に稲刈りからハザかけができました。ゆっくり乾燥して脱穀を待ちます。


シナノプッチ他の生育

 果樹園ではサンつがるの収穫が終了しました。続いて9月に収穫時期を迎えるシナノプッチ・シナノドルチェ ・秋映の生育をお知らせいたします。

これらの品種は少しづつ色付きが進んできています。色付きが良いシナノプッチを試食をしてみますと、収穫時期の味まではあと少しといったところです。

来週末頃から収穫の時期に入る予想です。今年の初秋りんごはどんな味に仕上がるのか楽しみです。

さて、ご予約を直送販売のページに掲載中でございますが、現在シナノプッチがご好評につきまして、収穫予定量のご予約をいただき、在庫切れ表示でご注文いただけない状況です。

こちらは、収穫開始後在庫見通しが立ちましたら再度受付を開始いたします。


サンつがる収穫中

 サンつがるは収穫最盛期となりました。周期的な雨も手伝って涼しい日が続き、色付きと熟度が進んできました。サンつがるの収穫が始まると秋の始まりです。


秋の気配とサンふじ他の生育

水田の稲穂が実り始めました
水田の稲穂が実り始めました

水田の稲穂が秋の気配を伝えてくれます。暑かった今年の夏も終わりを迎え、徐々に涼しい季節へと変わり始めました。


サンふじ他のりんご品種は収穫の時期に向けて徐々に徐々に生育を進めています。今年の生育状況全般は、十分だと感じた開花した花の量に比べて、果実の受粉状況は良くはなく、小玉のものや、変形のものが多く、仕上げ摘果・見直し摘果を進めていくにつれ、良い果実の数が限られてきました。なかなか思うようにはいかないのが常であります。

シナノプッチや秋映など、収穫まで半月以上ある品種でも色付きが始まりました。

シナノゴールドやシナノスイートはまだまだ真っ青な果実です。

これから徐々に大きくなり、成熟していきます。

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早生りんご サンつがる

 極早生りんごの収穫が終わり、続いて早生りんご サンつがるが成熟してきました。今年は7月からとても暑い日があったためか、このところ、朝晩が涼しく、秋の気配すら感じられるほどとなっています。極早生品種のシナノリップ・シナノレッド は、厳しい暑さや、比較的多かった降雨日によって、着色に難があり、収穫時期の見極めに苦労しましたが、サンつがるは順調に着色していますので収穫時期に迷うことがなさそうです。


シナノレッド の収穫

収穫期を迎えたシナノレッド
収穫期を迎えたシナノレッド

 シナノレッド が収穫時期を迎えました。予定通り、シナノリップ とシナノレッド同時収穫となります。シナノレッド はりんごのお尻が黄色になる程に熟すと、果肉が急速に柔らかくなってしまいます。このりんごの完熟期はお尻が青く果実の赤色が進んだ時期になります。収穫時期が遅れないよう注意して、爽やかな酸味とジューシーなシナノレッド を収穫してまいります。 ご注文頂いたお客様には順番に商品をお送りいたします。どうぞお待ち下さい。


シナノリップの収穫

収穫時期を迎えたシナノリップ
収穫時期を迎えたシナノリップ

 シナノリップが完熟期を迎え収穫期となりました。シナノリップは甘酸バランスの優れたりんごですが、収穫時期が早いと酸味が強く、完熟の時期は程よい酸味があり、果肉がジューシーで芳香が感じられる頃となります。一玉一玉の熟度を確認しながら完熟したものを選んで収穫していきます。甘味と酸味のバランスが良いシナノリップをどうぞお召し上がりください。ご注文頂いた皆様には順番に商品をお送りいたしますのでどうぞお待ち下さい。


シナノリップ の収穫時期判断

 シナノリップの収穫の時期をどのように判断するのか。りんごの色、特にお尻の色を判断材料にするよう各機関から指導を受けています。簡単に言うとお尻まで黄色いほど熟度が進んでいる状態で、緑色の状態は未熟ということになります。さて、この写真を見てどう判断できるのでしょうか。お尻が黄色にも緑色にも見えます。とても微妙な色合いで、判断する個人差も大きくなるところです。こうなると、生産者が食べて色合いと味の相関を見極め、収穫の判断に生かすことがことがとても大切になると感じています。

まるす小平果樹園でも試食を繰り返していますが、現在はまだ未熟な味という状況。収穫は来週になる予想です。


恋空収穫

早朝に行う恋空収穫
早朝に行う恋空収穫

  恋空の収穫が最盛期となりました。まるす小平果樹園では最高気温が30度を大きく超える日が続いていますが、恋空収穫は、早朝の涼しい時間に行っています。今朝も5時半から収穫開始。気温20度の爽やかな空気の中で収穫作業を行いました。日中の暑さでも日焼けに強く、赤く色ついていく恋空の収穫が順調に進みました。ご注文くださいました皆様には順番に商品を発送していますのでどうぞお待ちください。

猛暑の中でも赤く色つき収穫された恋空
猛暑の中でも赤く色つき収穫された恋空

シナノリップ とシナノレッド の収穫近い

シナノリップ とシナノレッドの収穫が近付いてきました。この2品種は収穫時期が全く同じ時期となります。どちらも熟期になると赤く色付いてきますが、シナノリップはべったりと赤色に染まっていき、シナノレッド は縞状に赤くなる特徴があります。同じ赤色のりんごにも色付きの特徴が出ます。

あと7日ほどで完熟期が始まる2品種です。

左は2018年春のシナノリップです。右は2022年7月のシナノリップ。順調に生育してきました。


夏のりんご恋空収穫

真っ赤に色付き完熟期になった恋空
真っ赤に色付き完熟期になった恋空

夏のりんご恋空の収穫が始まります。恋空は熟期が来ると急激に真っ赤に色付き収穫の時期を迎えます。

昨年より少しだけ早く収穫開始です。今年も甘い恋空に仕上がりました。

左は2019年8月の恋空、右は2022年7月の恋空です。3年間で順調に生育が進み収穫量も順調に増加です。


夏空と夏りんご

赤い果実が目立ち始めた果樹園
赤い果実が目立ち始めた果樹園

 果樹園は夏空と濃い緑の中に赤い果実が目立つ景色となってきました。

夏りんごの恋空が少しずつ色付き、熟度を上げてきました。

恋空は垣根仕立ての高密植栽培で栽培しています。列幅4メートルに対して全高が4メートル程と樹高が高くなりますが、これまでのワイ化栽培に比べて、夏場に地上付近の木陰ができますので、比較的に涼しく作業が行える事がわかってきました。高密植栽培のシナノリップも同様に木陰ができます。夏りんごの栽培にはこの方法がとっても良いです。

さて、極早生品種の恋空・シナノリップ ・シナノレッド のご予約受付を開始いたします。

商品の発送は8月始めからとなる予想です。どうぞご利用ください。 


シナノリップ・恋空の生育と仕上げ摘果

 梅雨明け後も雨降りの日が続く果樹園です。適度な水分で果実は順調に大きく成長してきました。特に極早生種の恋空・シナノリップ ・シナノレッド の大きさは収穫時期に近づきました。今年のリンゴは一玉一玉の生育にばらつきがあります。大きくならない果実、変形してしまう果実が例年以上に多いので、見直し摘果も含め、丁寧な摘果管理で良い果実が残るよう手入れが続きます。


記録的に早い蛍の出現

 美しい光で舞う蛍が水田に出現しました。例年は7月の20日過ぎ頃に蛍の出現を見ますが、今年はとても早い出現で驚きました。次の世代をたくさん残してほしいと願い、そっと見守りました。


梅雨明けの果樹園

梅雨明けして日差しが強い果樹園
梅雨明けして日差しが強い果樹園

 6月27日に関東甲信地域の梅雨明けが発表されました。今年は6月6日に梅雨入りし、周期的に変わる天気でしたが、毎日雨が降り続くといった日の無い梅雨となりました。少し雨量が少なく感じますのでこれからの渇水が気になります。昨日今日と30度を越す暑さとなり、人も果実も暑さに耐えています。この暑さの中ですが、仕上げ摘果がまだ終わっていませんので、昨年導入した空調服を着て作業を頑張りたいと思います。


シナノリップ 他仕上げ摘果進む

 果樹園では収穫まで一月余りとなった恋空を始めシナノリップ・シナノレッド など早生品種から仕上げ摘果が進んでいます。緑の葉が生い茂る果樹園に赤色の果実が見られる景色になってきました。定期的な雨と日差しで果実がぐんぐんと成長しています。


りんご摘果作業続く

仕上げ摘果が進むサンふじ
仕上げ摘果が進むサンふじ

 6月6日に関東甲信地方が梅雨入りが発表され、いよいよ雨のシーズンとなりました。果樹園のりんごはピンポン玉程に成長し、摘果作業が続いています。これから仕上げ摘果を行い全てのりんごを一巡します。今年の生育は、サンふじ以外の品種は大変順調な生育です。サンふじは、良い花がたくさん咲いたものの、開花後に雨や低温が続いたため、受粉が良くありませんでしたが、大きな減収になることはない状況です。玉サイズのばらつきや変形果の発生が多くなりそうです。良い果実が残るよう大切に摘果してまいります。


お田植え出来ました

 本日は、りんご摘果を休んで、南アルプスを眺めながらゆっくりとお田植えしました。今年から新しい田植え機でお田植えです。水田では沢山のおたまじゃくしに混ざってどじょうを見かけ、思わず手にとって観察してしまいました。他にもいろいろなカエルや、アカハライモリが生息している水田です。気分転換の生き物探しが楽しい水田です。


今年のりんご受粉

 まるす小平果樹園のりんご受粉は、マメコバチを利用した訪花昆虫に全て任せています。マメコバチの巣を管理したり、ハチが巣作りに利用する土取り場や、ヒヨドリ等鳥に食べられないように巣の周りの鳥よけネットを設けたり、ハチが元気に働いてくれるよう手助けしています。

また、今年は花数が非常に多かったため、側花と腋芽花を受粉させないために摘花剤散布(商品名:エコルーキー)を使用しました。現在の生育状況では摘花剤散布の効果以上に受粉が行われていないように感じられます。今年の生産量に影響ありませんが、受粉しなかったのは摘花剤以外にも原因がありそうですので、しっかり観察していきたいと思います。

 


シナノリップ からサンふじまで生育一覧

 シナノリップ からサンふじまでりんごの生育状況一覧です。果樹園を歩いて品種ごとの生育を確認しました。これからぐんぐんと成長していきます。


りんごの花びら舞う果樹園

 果樹園ではりんごの花が散り始め、風に吹かれたりんごの樹からは花びらが舞っています。満開の期間は思っていたより短く、27日の雨と強風で散り盛んな果樹園となりました。すでに一輪摘花を終えた恋空とシナノリップ は小さな果実が育ち始めました。他の品種も成長を期待して摘花作業を進めます。


りんごの花満開

 りんごの花が満開を迎えています。周期的に雨と晴れに変わる天気ですが、青い空にりんごの花が映えます。数年ぶりに健全な中心花が咲きました。今年は中心花を使用したりんご作りが出来て嬉しいです。さて、私達りんご農家が言葉にするりんごの花の満開日は、頂芽花が7割から8割咲いたころを示します。これは収穫までの期間を満開からの日数で考えるためのもので、りんごの品種毎に満開から収穫までの日数がほぼ決まっているからです。頂芽花の中心花から遅れて2・3日後に側花が咲き、さらに数日後に腋芽の花が咲きます。月末には全ての花が開花し、桜の満開時の様に、果樹園は真っ白な景色になります。


水田で稲の苗作り

 りんご畑ではりんごの花が咲き始めましたが、水田作業も同時並行で進めていきます。お田植えで使う苗作りが始まりました。まずは、種籾を発芽状態にまで目覚めさせるため、水に浸しておいた種籾を丸一日28度のお湯に入れてあげて催芽させます。発芽した籾は苗箱に入れて水田で苗に育てます。雨除けと保温を兼ねたシートで守ってあげて苗に生育するのを待ちます。一年に一度のこの作業、今年はシートを固定したところでなんとシートの長さが不足してしまい、再度シートをかけ直すという失敗で体力を大きく消耗してしまいました。段取り確認がとっても大切です。


シナノリップ 開花と恋空の摘花

 シナノリップ が開花しました。日中の気温が思っていた程上がらないのでゆっくり開花しています。

すでに開花している恋空は中心の花を残し他の花を摘み取る摘花作業を始めました。プチプチと軽く摘み取ることができます。昨年一昨年は凍霜害で花が枯れていましたが、本年は元気に咲いてきました。摘花作業はとっても地味な作業ですがりんごの花見をゆっくり楽しみながら進めていきます。


りんご恋空の開花

開花したりんご恋空
開花したりんご恋空

 りんご恋空が本日開花しました。昨年よりは7日遅れですが、平年よりは3日ほど早い開花なのではないかと思います。他の品種も蕾を膨らませて開花を待っていますのでこの先数日のうちに次々と開花しそうです。恋空に晩霜の影響は少し見られますが中心花の利用はできそうです。


シナノリップ 他りんごの展葉

 4月10日以降の急激な暖かさでりんごの生育が急速に進み、シナノリップ 他りんごが展葉しました。最も生育が早いのは恋空で、蕾が離れ始めています。生育が遅いのはシナノスイート・シナノゴールドですが、大きな差ではありません。この様子ですと、早い品種では20日過ぎから開花が見られそうです。

 


水田の水入れと炭完成

 水田に水を入れ、今年のお米作り作業がスタートしました。最高気温が25度にもなり、暑さを感じる陽気、水の流れに涼しさを感じられるほどです。一方で、先日剪定枝で作った炭は程よく蒸らされ、温度も下がりましたので麻袋に詰めて完成です。


りんごの蕾が見え始めました

 果樹園周辺は春の景色が広がり、このところの暖かさで満開の桜が見られます。りんごの芽が成長して蕾が見られる様になりました。りんごの花も4月20日過ぎには咲きそうな生育状況です。


りんご枝で炭焼き

 今日は早朝5時半からりんごの剪定枝の炭作りを行いました。大きな穴の中で枝を燃やしていくだけの簡単な作業ですが、今年の剪定で集めたりんごの枝から大切な燃料を作って来年の冬に備えます。

 


りんご発芽

 令和4年産りんごの発芽が始まりました。

シナノリップ 、恋空、王林はいち早く発芽しぐんぐんと芽を伸ばし始めました。他の品種も発芽しており今年のりんごの芽が出ました。

4月2日早朝に氷点下3度の低温遭遇が有り、王林とシナノリップ一部に凍霜害が出ています。他の品種では被害が見られないので大きな被害とはなっていないと感じています。


新田虎舞で飯田お練り祭りに参加

新田虎舞の虎頭
新田虎舞の虎頭

 今日は七年に一度行われる飯田お練り祭りに新田虎舞で参加してきました。3月25日から27日の3日間は飯田市街地に地域の伝統芸能が練り歩く特別な3日間。

まるす小平果樹園があるこの地域には新田諏訪神社があり、春の例祭に奉納する新田虎舞があります。現在は新田虎舞保存会がその伝統を継承し子ども達を含めて活動しています。

私達も保存会員に入り、虎舞を楽しんでいます。今日は歩行者天国となった飯田市街地を、精一杯の舞とお囃子で、コロナ収束や無病息災、五穀豊穣、商売繁盛などを願ってきました。


りんご各品種の生育状況

 これから一気に生育が進みそうなりんご達です。

枝振りや花芽の形に個性があり、品種毎の差を見る事が出来ます。

剪定作業は後半に入りましたが発芽する前に終了を目指します。


りんご発芽直前と苗木植えつけ

 りんごの芽が膨らみ発芽直前となりました。3月に入り気温が上昇し、先日まで真っ白だった果樹園の雪は融けました。恋空・王林・シナノレッド の芽は生育が始まり、芽の先端が飛び出しています。

急ぐ様にりんごの苗木植えつけを行いました。なんとか発芽前に植え付け終了です。


りんごの樹影絵

 19日に降った雨で雪解けが進みましたが、まだたっぷり雪が残る果樹園で剪定作業を行っています。足元に目を向けると綺麗な影絵が現れていました。


新雪の果樹園

 土が見え始めた果樹園は一転新雪に覆われました。1月に続いて2月も周期的な降雪が続いています。ズッボズッボと雪の中を歩きながらゆっくり剪定作業を進めています。


絞りたてサンふじりんごジュース

 令和3年産サンふじを利用したリンゴジュース瓶詰めが仕上がりました。原材料となるりんごの味が毎年違う様に、ジュースの味も毎年変わります。特に絞りたての味は毎年大きく違います。一定期間(約3ヶ月ほど)寝かせると、摺たての尖った部分が消えてまろやかになります。一方絞りたては原料の味の個性が出てきてとても興味深いものがあります。今年のりんごシュースは少し酸味が感じられる味に仕上がりました。

カップに注ぎ電子レンジで温めて飲んでみると酸味が引き立ちました。寒い時期は温めて飲むのもお勧めです。昨年は5月頃から販売開始しましたが、本年はこうした味の変化も楽しんでいただければと思い、準備が整い次第販売を開始いたします。どうぞお待ちください。


根雪が残る1月後半

 根雪が残る1月末日の果樹園です。今年の1月は周期的な降雪と寒い日が続き、雪が全て融ける日は訪れませんでした。年々ぶりとなるのでしょう。ずっと雪の上で剪定作業を続けています。以前10年以上前は毎年この様な景色だった様に思います。久しぶりの根雪となり、果樹園の中でも雪解けの早い場所と遅い場所に大きな差が見られることに気がつきました。開花時期や病害虫の発生の差と、雪解け時期の差には相関があることに気がついてしまいました。果樹園内の気候差を雪の様子から見つける事が出来ました。雪に感謝です。


1月前半は厳冬期

 2022年1月は数年ぶりの厳しい冬がやってきました。数日おきに雪が降り、氷点下10度以下の寒い朝が続き、雪解けも進まずに真っ白な景色となっています。寒さに凍えていたら1月も後半に入りました。晴れた日、暖かい日は果樹園に出て剪定作業を少しづつ進めています。


2022年元旦

 新年明けましておめでとうございます

昨年中は皆様にまるす小平果樹園をご愛顧いただきましてありがとうございました。

本年も美味しいりんごを皆様にお届けできる様精一杯がんばって参ります。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2022年は南アルプスから登る美しい初日の出を見ることが出来ました。

氷点下8度という極寒の中でしたが、太陽が昇ると一変暖かさに包まれました。

本年が穏やかな一年になりますことをお祈りしました。


本年もありがとうございました

 令和3年も多くの皆様にまるす小平果樹園をご愛顧いただきありがとうございました。

8月から始まった本年のりんご収穫が全て終わり、季節ごとのりんごをお客様にお届けしてまいりました。

毎年違う気候の中で栽培される果実はその年の味に仕上がっていきます。

今年のりんごをご賞味くだっさったお客様に多くの励ましをいただきました。来年もご期待にお応えできる果実が収穫できるように励んでまいります。本年もありがとうございました。

 


サンふじ発送と落葉の果樹園

 サンふじはご注文いただきました皆様に商品発送しています。

例年より早く商品発送が進んでいくことから収穫量の少なさを感じます。

果樹園では落葉が進みりんごの樹は来春までの休眠に入ってきました。

落葉の様子は樹の健康状態を見るのに役立ちますが、1本ずつ樹の個性を見ることができます。

これから始まる施肥や剪定作業の進め方を今の樹の状態からゆっくりと考えたいと思います。

お客様から励ましのお言葉をたくさん頂戴いたしました。ありがとうございました。

来年のりんご生産が順調に進むように頑張ってまいります。


サンふじの選果終了

 サンふじの選果作業が終了しました。収穫量が少ない事と凍霜害のサビが目立つ今年の選果ですが、写真の様な可愛らしいりんごも見つかって心を和ませてくれます。

お問い合わせや、ご予約下さいました皆様、できる限り商品をお届けいたします。どうぞお待ちください。


サンふじ収穫中です

里の紅葉が進みりんごの紅葉も始まった果樹園ではサンふじを収穫中です。

シナノホッペ・王林・シナノゴールドなど晩生種のりんごは果実数が少ない状況でしたので、サンふじも同様であることを想定していましたが、想定どおり、果実数が少ない状況です。大切に収穫して選果してまいります。今年の収穫量がどれほどになるのかは、もう少し作業を進めないと判断できない状況です。

 


サンふじの状況につきまして

サンふじは現在一玉一玉の玉回し作業を行っています。観察する中で、正常な果実が少ない事が確実な状況となってしまいました。

本年は春の凍霜害による花芽の被害が非常に大きくなりましたが、美味しい果実をより多く収穫出来ることを目指して管理してまいりました。

凍霜害が無い年は、一つの花芽から6つの花が咲き、その中心にある一番生育の良い中心花を残す一輪摘花を行い、続いて果実になったものを5果から1果に減らす仕上げ摘果となります。しかし本年は、1つの花芽から果実に成長できるものが半分程度となり、さらに果実となっても変形や成長が遅れるものが多くなりました。仕上げ摘果は、生育不良の果実や、玉サイズのばらつきが有る状況となりましたが、果実数の確保を慎重に行なってまいりました。

収穫直前の現在、果実数は例年に比べて少なく、玉サイズのばらつきによる小玉果・サビの発生果・生育不良果が多く、例年販売している正常果実が少ない状況です。この様な状況からショッピングカートからのご注文受付は当面中止いたします。どうかご理解くださいます様お願い申し上げます。サンふじについてご不明な点はお問い合わせからお知らせください。宜しくお願い申し上げます。


シナノゴールドと王林収穫

黄色りんごのシナノゴールドと王林を収穫しました。

本年のシナノゴールドと王林は春先の凍霜害の影響は果実表面のザラザラ感やサビとして残り、収穫量も少ない年となりました。ご予約ご注文いただきました皆様には順番に商品を発送いたします。どうぞお待ちください。春の開花時に正常な花が見つけられず摘花作業を行えなかった王林は、花が散り、一部の果実が膨らみ初め、その中から成長が良さそうなものを残し、摘果、仕上げ摘果と進めてまいりました。一昨年、本年と隔年で大きな凍霜害被害を経験しました。収穫量が減ることは避けられませんが、果実を残すための感覚の様なものを少しだけ感じることができました。


王林・シナノゴールド収穫近い

秋の黄色りんご2品種王林とシナノゴールドの収穫が近づいてきました。

シナノゴールドは凍霜害。長雨による病害発生等で収穫量が少ない為販売ページでの注文受付ができません。

王林は、凍霜害・長雨影響がありますが、多く咲く花の中から大切に仕上げ摘果まで管理し、果実数の確保ができましたのでご注文承ります。

どちらも黄色りんごですが、特徴の違う2品種です。

王林は甘さと香りが特徴のりんごです。収穫直後はとても瑞々しく、酸味も含まれていて、香り高く他のりんごにはない美味しさの際立つりんごで長く親しまれてきました。


シナノホッペ収穫開始

期待の品種シナノホッペの収穫を開始いたしました。

シナノホッペは真っ赤に色付き、果実表面にうっすらとワックスが出始め、カリカリに硬かった果肉がしっとりとした硬さに変わる頃を完熟期に捉えて収穫しています。

本年は収穫量が少ない為、限られた数の販売となりますが販売ページに掲載しましたのでお早めにご注文ください。

また、お問い合わせからご予約くださいましたお客様には順番に商品をご用いたしますのでお待ちください。


シナノホッペの状況

 サンふじの前に収穫される赤色りんごのシナノホッペが色付いてきました。収穫は10月末頃になる予想です。シナノホッペのお問い合わせをいただいておりますが、凍霜害から収穫量が非常に少なく、ショッピングカートに掲載できるか悩ましい状況です。在庫ができる判断になりましたら掲載いたします。ご希望がございましたらお問い合わせからお知らせください。


サンふじの手入れ

 シナノスイートの収穫が早々に終わり、果樹園ではサンふじの軽い葉摘・玉回しの手入れを行っています。

本年のサンふじは4月6日、10日、11日、16日に、強い霜に当たり、開花前の花から開花中の花などが凍る凍霜害を受けてしまいました。一昨年は同様の被害によって収穫量が激減してしまいましたので、今年は慎重な摘果で果実数の確保をしてきました。ここに来て、果実品質が少しづつわかってきましたが、小玉果、変形、表面のサビ状の障害発生が多い状況です。

 


シナノスイート収穫中

 台風16号は一時強い北風が吹きましたが落下する果実はほぼ無く、高い場所や枝の近くなど一部擦れ傷ができましたが大きな被害は出ませんでした。対策の高所収穫が功を奏しました。台風を無事乗り切ったシナノスイートの収穫を続けています。ご注文いただいている皆様には順番に商品発送致しますのでお待ちください。


シナノスイート台風16号対策で収穫

今朝は鉛色の空と時折強風が吹いています。これ以上の風が吹かない事を願っています。

果樹園では、台風16号の接近に備え、9月29日に、シナノスイートを一部収穫しました。強い風が一番当たる木のてっぺんは、風で大きく揺すられて落下してしまう事が少なくありません。また、落下した果実が他の果実の上に落ちてさらに果実が落下する事も有ります。高いところの果実を収穫して大きな被害が出ない様に対策しました。被害なく台風が通過してくれることを祈ります。

 


貴重な晴れ空

 貴重な晴れ空に稲刈りからハザかけまで3枚の水田の作業が無事終了しました。写真を撮影して里山の紅葉が始まっていることに気づき、秋が深まってきていることを感じました。


シナノスイートの玉回し

 パリパリとした軽い食感とその甘さから人気が定着したシナノスイートは、1玉1玉の玉回し作業を行い収穫前の仕上げとなりました。今年もパリパリとした食感に仕上がってきたシナノスイートは収穫が楽しみです。


晴天と稲刈り

 収穫の秋が続く果樹園では、晴天が続き水田の水が乾いたのを見計らい、稲刈りを進めています。今ではコンバインによる刈り取り脱穀まで一貫作業で行う事が当たり前ですが、果樹園の真ん中にある3枚の水田はコンバインの進入路がありませんので昔ながらの方法で、稲刈り、ハザかけ(天日乾燥)、脱穀をのんびり行ってます。今年は果樹園作業と並行で3日間ほどかけて行います。


秋映の収穫開始

 台風14号通過後の台風一過で濃く色付いた秋映収穫を開始しました。

台風の影響は風雨ともに弱く、影響はありませんでした。収穫を間際にした秋映そしてシナノスイートに傷が出来なくて良かったとホッとしてます。

さて、満開が早かった秋映は、昨年に比べて1週間ほど早い収穫開始となりました。日中の気温は30度に近づくほど暑く、この夏に導入した空調服を使用しての収穫となっています。ここ数年初夏から初秋までの期間は真夏並みに暑い気候が続いております。これまでは暑い時間は休み、涼しい時間に仕事をする様にしてきましたが、いよいよ休み時間ばかりが増えてしまい、仕事時間が足らない事態となってしまった為、導入に踏み切りました。導入後は快適に無理なく働く事ができる様になりました。


シナノプッチの収穫

シナノプッチの収穫が残り少なくなりました。シナノプッチは葉取らず栽培により収穫まで葉を摘んでいませんので、葉の当たっていた所が白く残り、明るい赤色と白色の色彩がとても可愛らしく見えます。

ご注文くださいましたお客様には順番に商品発送していますのでどうぞお待ちください。


キンモンホソガの被害と褐斑病

 サンふじ等の晩生種の生育は万全とは言えない状況にありますが精一杯の管理を行っています。

本年は7月以降にキンモンホソガという5mm程の小さな峨が発生し8月になると大量の被害葉と成虫の飛ぶ姿が見られました。この被害葉は、8月の記録的降水量と長雨によって病害の元となり心配していた褐斑病が広がってしまいました。褐斑病は葉が落葉する病害ですので出来るだけ大きな被害にならない様対処していきたいと思っています。

 

キンモンホソガの侵入が見られるサンふじの葉

褐斑病の被害葉が見られるサンふじ


秋映とシナノスイートの生育

 秋映とシナノスイートは凍霜害影響が見られますが元気に生育しています。

秋映は濃い赤色へと着色してきました。サビ状の跡は春の凍霜害の影響です。果実の横への発生が例年以上に多い状態です。味は例年並みに仕上がってきました。現在は少しデンプンの味が残っていますので、収穫まであと少しです。

シナノスイートは徐々に赤く色付きを始めました。やはり凍霜害の影響でサビ状の跡がみられる果実が多い状況です。また、変形果も例年以上に多く見られます。収穫量は例年並みになりそうな様子です。


シナノドルチェ収穫開始 とシナノプッチは収穫間近

 シナノドルチェは収穫開始、シナノプッチは収穫が間近となりました。果樹園にはシナノドルチェ の香が広がっています。今年のシナノドルチェ は凍霜害で地表から1.5m位までの間には果実が実りませんでしたので非常に少ない収穫量になります。また、霜の影響で果実表面にサビ状の跡が残ってしまいました。商品にも含まれますがどうかご理解ください。

シナノプッチは例年並みの収穫になりそうです。この2品種は、御注文量が予想収穫量に達しているため、収穫が始まり在庫ができましたら再度ご注文を受け付けいたします。

秋映も徐々に色付き始めました。秋の味覚をお楽しみ下さい。


サンつがる収穫開始

 夏の暑さが戻りつつある果樹園では、サンつがるの収穫を開始しました。玉サイズが不揃いでサビや変形果が多く、今年の凍霜害の影響が大きく現れています。また果柄が短いため収穫で傷をつけない様に注意が必要です。満開日が早かった本年は昨年比1週間程熟期が来るのが早く、雨続きの天候から急激な高温になったこともあって、収穫後の果実が追熟するペースも例年以上に早く感じられます。ご注文下さいましたお客様には順番に商品発送しております。どうぞお待ちください。

 


長雨とサンつがる

涼しい気候で一気に赤く色付くサンつがる
涼しい気候で一気に赤く色付くサンつがる

  8月12日から始まった雨降りは強雨と小康状態を繰り返しながら21日の本日まで続いています。この雨で災害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。

果樹園では降り続く雨の中、収穫作業と次の収穫品種サンつがるの葉摘玉回し作業を同時に進めてきました。昨日は久しぶりに青空が見えましたが、夏の日差しが少し戻ると蒸し暑く、雨降り中の涼しい環境が恋しくもあります。降雨中に気温が下がり、開花が早かった今年のりんごは一気に熟してきました。サンつがるは急激に赤くなってきました。予定より早く収穫を迎えるかもしれません。


シナノレッドは小玉傾向

 夏のりんごの収穫が続くまるす小平果樹園です。今年のシナノレッドは小玉傾向となりました。花の満開は4月21日頃で過去一番早く、生育期間が短い夏のりんごには好影響かと期待しましたが、凍霜害による花への影響の他に、開花後の5月に気温が低く推移したこと、梅雨時期の降雨が少なく早く梅雨明けし旱魃となったことなどなど、小玉になる条件が重なってしまったようです。しかし、あの凍霜害から無事果実まで生育してくれたことは、これから収穫が始まる他の品種の管理をする上でも一つの安心になりました。夏の厳しい高温の中無事収穫を迎えられたシナノレッドをご賞味ください。

ご注文いただいたいますお客様には順番で商品発送しています。どうぞお待ちください。


シナノリップ ・シナノレッド収穫開始

 猛暑が続くまるす小平果樹園では、恋空の収穫が終了し、シナノリップ・シナノレッドの収獲が始まりました。恋空は収穫開始頃から、青色だった果実が3日で真っ赤な果実に変わる様な急激な熟度上昇が見られ、早々に収穫が終わりました。

暑さと急な収穫に体力勝負の夏となっています。

梅雨明け以降の高温小雨の影響からか、果実の熟度が急激に進む様に感じます。シナノリップとシナノレッドも急激な熟度の進みが見られそうですので、収穫遅れで過熟果にしない様注意して収穫します。

ご注文下さいましたお客様には順番に商品発送致します。どうぞお待ちください。


シナノリップ とシナノレッド の収穫間近

シナノリップ とシナノレッド の収穫期が近づきました。週末の7日頃から収穫が始まります。

新品種シナノリップ の親にあたるのが、シシナノレッドです。2品種の収穫時期は昨年までの経験から全く同じとなることが分かっていますが、今年も同時期になりそうです。

シナノリップ は収穫の適期より2日早いと未熟で酸が多く残ってしまうので早採りに注意します。

シナノレッド は収穫の適期を2日越してしまうと過熟となるので、取り遅れに注意が必要です。

同時期に収穫しますが、頭を切り替えてそれぞれ収穫に臨みたいと思います。


恋空(こいぞら)の収穫開始

夏のりんご恋空の収穫が始まりました。酸味が少なく甘味が有る夏のりんご恋空は冷蔵庫で冷やしてからお召し上がりいただくと爽やかな味を楽しめます。猛暑が続く中、ここ一週間でぐんぐん赤く着色し収穫期を迎えました。予定通りの収穫始めで一気に収穫が進みそうです。できるだけ涼しい時間に収穫作業を終えて、皆様に商品発送をいたします。ご注文いただいている皆様には順番で商品発送してまいります。どうぞお待ちください。


シナノリップ の色付き

シナノリップ の色付き
シナノリップ の色付き

 極早生種のシナノリップ が徐々に色付いてきました。シナノリップは、収穫期になると地色が緑色から黄色に変わり、全体に黄色味を帯びた色になります。緑色が強い現在の果実を食べると、親であるシナノレッド と同じ酸味を多く含んだ味です。未熟なものは強い酸味ですが、徐々に酸味が減っていき、甘味とのバランスが取れる頃収穫を迎えます。外観と味を見て収穫時期を決めます。 今年は8月10日頃から収穫期になると予想しています。


色着きが始まった恋空

 真夏の暑さが続く果樹園では恋空の色着きが進み始めました。

恋空は、熟期が近づいてくると、1週間ほどで急激に色が着き始める不思議な品種です。

今年も日焼けを避けるために強い葉摘は行いませんが、日に日に赤色の果実が増えています。

赤い果実を試食しながら、収穫の開始時期を計画しています。

8月1日頃から少しずつ収穫が始まりそうな様子です。


恋空とシナノリップ ・レッド の生育

収穫の時期が近づいてきた恋空、シナノリップ、シナノレッドは順調に生育しています。

まるす小平果樹園のりんごで一番早く収穫を迎える恋空は、ソフトボール大の大きさに成長し、赤色が出始めました。試食してみましたが、デンプンがしっかり残っており、まだまだ甘さに変わっていない様子ですので、急激に完熟することは無さそうです。デンプンが減ると完熟期が近づいていることを知らせてくれます。シナノリップとシナノレッドは、まだ収穫は先になりますが、試食してみると、両品種とても酸っぱく、デンプンもしっかりと有り、まだまだ生育途中の果実です。収穫時期の予定をカレンダーに記載しましたのでご注文の参考にしてください。

また、販売のページで恋空・シナノリップ・シナノレッドのご注文受付を開始します。どうぞご利用ください。


梅雨明けの果樹園

7月16日関東甲信地方の梅雨明けが発表され、真夏の陽気となっているまるす小平果樹園です。

梅雨明けの時期が少し早く、長い夏になりそうです。りんご達は雨による病気の心配から解放され一安心です。さて、極早生品種である恋空・シナノリップ ・シナノレッド は野球ボール大に成長してきました。販売予約の受付を近日中に開始いたします。どうぞお待ちください。


サンふじ仕上摘果とりんご生育

雨が降ったり止んだり梅雨らしい天気の果樹園ではサンふじの仕上げ摘果を進めてます。

下枝の果実は凍霜害の影響が有りますので果実を良く見ながらの摘果です。

多くもなく、少なくもない、ちょうど良い着果量(適正着果量)に仕上げるには、サビやキズ変形が見られる果実を含める必要がありますので、結果、贈答商品が少なくなることが見込まれます。

着果が多いと小玉になるとともに、来年の花芽の育成に悪影響が出て、品質低下につながりますので、適正な着果量はサンふじの生産で大切にしたいところです。

 さて、他のりんご品種は順調に生育してます。写真で紹介いたします。

適正着果量を目指してサンふじの仕上げ摘果
適正着果量を目指してサンふじの仕上げ摘果

シナノスイート仕上げ摘果と電柵草刈り

果樹園ではシナノスイートの仕上げ摘果を進めています。凍霜害のサビが少し見られますが着果数は十分確保できそうです。細長い果形の果実が多いことが少し心配ですが観察を続けていきます。

この時期は野生動物の行動が活発となり、果樹園への侵入が多くなります。果樹園周辺に張られている電柵周りの草丈が長くなり、漏電原因になることもあるので、定期的に草刈りと点検を行ってます。


秋映・シナノドルチェ仕上げ摘果

秋映とシナノドルチェを仕上げ摘果中です。秋映はりんご品種の中でサビが発生しやすい品種ですが、本年は凍霜害影響でサビの発生が多い状況です。仕上げ摘果は、大きなサビや、かさぶた状になっていてひび割れているものなどを摘果した後に目標の玉数に仕上げます。シナノドルチェは地上付近の果実がほとんど着果していません。少し高い位置に多く果実を残し全体の着果数を確保します。工夫が必要な今年の仕上げ摘果です。


梅雨入りとサンつがる仕上摘果

6月14日に甲信地区の梅雨入りが発表され、長野県は梅雨入りした模様です。雨が降ったり止んだり、時折聞こえるゴロゴロゴロという雷の音が気にかかります。さて、果樹園では、サンつがるの仕上げ摘果に入りました。やはりサビの目立つ果実が目立っています。ツルツルお肌の果実は少ないようです。

仕上げ摘果中のサンつがる
仕上げ摘果中のサンつがる

シナノレッド他仕上げ摘果

果樹園ではシナノレッド他の仕上げ摘果作業を進めています。今年は凍霜害の影響で、はちまき状にサビが発生した果実が多く見られますので、まずはそれらを摘果してから最終予定の着果数に調整していきます。他品種でもサビの発生や変形が多く見られてますので丁寧に果実を見ながらの仕上げ摘果です。


楽しいお田植え

6月2日、イモリやオタマジャクシにドジョウなどなど、沢山の生き物がいる水田で楽しいお田植えを行いました。4月18日に籾種を苗箱に播き、田植えに適した大きさに育った中苗を、30年前の田植え機を使って植え付けします。今年は4月中旬以降の気温が低く推移したので苗の生育が遅くなりましたが、田植え機の能力にはちょうど良い大きさの苗だったようで、植え付けのミスが少なく、手直しも最小限ですみました。水田の景色ががらりと変わり生き生きとして見えます。


サンふじ1回目の摘果終了

サンふじは1回目の摘果が終了しました。凍霜害被害が見られましたので、確実に果実になると見込んだものを残し、摘果作業を進めてきました。想定した通り地面から1.5mの間に良好な果実を着果できませんでしたので、それより上方に果実を多く残していくことが必要になりそうです。これから2回目の摘果(仕上げ摘果)に入りますが、そうしたことに注意しながら作業を進めていきます。サンふじ以外の品種(シナノレッド 等)は十分な着果量が確保できましたので着果過多にならぬように注意が必要です。


しろかき中の水田

今年も田植え準備しろかきを行いました。水田にはカエルの他にドジョウやイモリやトンボの幼虫ヤゴ等沢山の生き物が住んでいます。お田植えをするには水田の土をトラクターのロータリーでかき混ぜ、平に仕上げるしろかきを行いますが、大きな生き物を見つけた時は水田の端に移動させてあげてから作業を続行する場合もあります。


巨大人形モッコの旅立ち

 とっても大きくってとってもかわいいモッコ。東北の皆さんのもとへ旅立つのを前に、モッコと演者の方々による稽古を高森中学校の校庭で見させていただきました。モッコの旅が東北復興への思いを伝えてくれることを願い高森町から応援しています。


リンゴジュース販売開始

令和2年産サンふじりんごのジュースを販売開始いたします。

2月13日に完熟さんふじの瓶詰めを委託製造していただき、3ヶ月間が経ちました。

完熟さんふじを詰め込んだリンゴジュースは瓶の中でも少しずつ味が変化していきます。詰め込んだ初期は少しばかり尖った鋭い味でしたが、程よく味がまろやかになり、丸ごとサンふじを食べているような濃厚な味に仕上がりました。販売ページに掲載しましたのでどうぞご利用下さい。暑くなりますのでシャーベット等にして食べることもおすすめです。

 


まるす小平果樹園 TEL:0265-35-3775