2020年を振り返る

 2020年もまるす小平果樹園をご愛顧いただきありがとうございました。

今年はコロナウイルスによって生活が大きく変わる文字通り大変な一年となりました。果樹園のりんごは暖冬・長雨・酷暑など気候が大きく変わる中で逞しく果実を実らせてくれました。美しい景色を振り返り、この景色を来年もまた見ることができる様に、新たな準備をしていきたいと思っています。

また、メールやお手紙・お電話等、応援して下さいました皆様に感謝申し上げます。お言葉を励みに農作業に努めたいと思います。ありがとうございました。


サンふじを全国発送中

 サンふじはご注文下さいました皆様に向けて全国発送しています。皆様どうぞお待ちください。


サンふじ収穫終了と選果荷作り

 本年のサンふじ収穫は11月29日に無事終了いたしました。ご協力くださいましたアグリ支援の皆様には大変感謝申し上げます。天候にも恵まれ順調な作業となりました。何年ぶりでしょうか、今年は一際美しい紅葉を見ながらの収穫期となりました。リンゴの葉が眩しい程の黄色となり一斉に落葉する様子は圧巻でした。今年の気候を象徴する劇的な収穫期となりました。さて、収穫したサンふじは選果作業を進めると同時に荷作り発送を行っています。ご注文下さいました皆様には順番に商品発送しています。どうぞお待ちくださいます様お願い申し上げます。本年はマスク着用やアルコール消毒等によるコロナウイルス対策を行って商品荷作りを行っています。


サンふじ収穫開始

サンふじの収穫を開始しました。今年のサンふじは、昨年の反動で沢山の花が咲きました。4月末に晩霜があり、サビや変形発生が見られています。7月の長雨はさらに果実表面を荒れさせましたが、病害の発生は抑えられ、8月の酷暑による日焼け発生も大きな被害となりませんでした。摘花・摘果。仕上げ摘果を重ねて、収穫する果実を厳選してきましたが、概ね例年並みの玉数が実っています。収穫作業は私達家族だけでは間に合いませんので、アグリ支援の皆様にお世話になって行っています。お客様へ無事サンふじをお届けできる様、力を合わせてがんばって参ります。収穫と同時に選果・荷作り作業を進めていきます。ご注文下さいましたお客様へは順番に商品発送いたしますのでどうぞお待ちください。


王林(おうりん)の収穫

 王林を収穫いたしました。今年の王林は4月25日の強い霜で花に影響を受けました。中心の花が使えなかった場所は側花を使用しています。そのために一つ一つの果実に差が有り、大きい果実小さい果実、変形した果実、いろいろな果実が出来ました。また、収穫期前に自然落下してしまう果実が多く、今朝畑を見て驚きの光景になっていました(沢山地面に落ちてしまっていました)ので収穫を急ぎました。本日午後からは雨と風予報が出ており、雨風に当たると大量に落下してしまう恐れがありましたので無事収穫が終わりほっとしています。王林をご注文くださいました皆様には順番に商品発送してまいりますのでどうぞお待ちください。


サンふじの熟成

 今朝は果樹園に強い霜が降りる程寒く、朝日が昇る前の果樹園は真っ白でした。

サンふじにはうっすら霜が降りています。日中と朝晩の気温差が大きくなりサンふじの熟成が進みます。


シナノホッペ・シナノゴールド収穫

 シナノホッペとシナノゴールドを収穫しました。

シナノホッペは真っ赤な色と、横広なほっぺ似の形が可愛らしいリンゴです。甘さと酸味のバランスはサンふじと似ていますが、ほのかな渋みと香りに特徴がある品種です。本年は長雨・酷暑と厳しい気象でしたが美しく赤色りんごに生育してくれました。現在生産量が少ないため、今年の冬に新たな苗木を植えて栽培を増やしてまいります。今後にご期待ください。

本年のシナノゴールドは7月の長雨の影響により果実表面に黒い点が出来てしまいました。他の品種でも発生しましたが、黄色の色では目立ってしまいました。酸味が有り、食感が最高に良い品種ですので皮を剥いて召し上がりいただければと思います。

シナノホッペ・シナノゴールドをご注文いただいたお客様へは順番に商品発送してまいります。どうぞお待ちください。


収穫近づくシナノゴールドとシナノホッペ

 シナノゴールドとシナノホッペの収穫時期が近づいてきました。酸味が有り甘さとのバランスが良いシナノゴールドは年々人気が上がっているリンゴです。酸味が無い王林とは見た目が似ていますが、果実表面がすべすべ滑らかなシナノゴールドとザラザラとした王林で見分けることが出来ます。しかし、今年は7月の長雨でシナノゴールド表面にザラザラが出来てしまいました。長雨が果実の見た目に影響を及ぼす事を感じる今年のシナノゴールドです。さて、シナノホッペは鮮やかな赤色に色着きました。熟度が増すのを待っています。シナノホッペの色着きは秋映に次ぐ物があります。サンふじがこれくらいに色着きしてほしいと羨む色です。今年はシナノホッペ収穫量が少ないため少量販売となります。来年以降増産してまいります。


台風通過とシナノスイート収穫

 心配していた台風14号は大きな被害を出すことなく通過してくれました。台風一過の青空の下シナノスイートの収穫を進めています。シナノスイートは果皮に傷がつきやすいため、弱い風でも大きな傷になってしまいます。収穫したところ大きな傷は見られませんでした。他の品種にも被害は出ていない様で一安心です。


シナノスイート収穫と稲ハザ掛け直し

 本日は台風14号の接近に備えてシナノスイートを収穫しました。風が強かった場合に備えて、高い部分に実っている果実と熟期が来ている果実を収穫しました。大きな被害が出ないことを願います。

 今朝は収穫前に一仕事が入りました。稲のハザ掛け直しです。このところの雨で重くなった稲に耐えきれず、ハザが下がってしまいました。南北方向のふれ支えをしていましたが徐々に南方向に倒れて、ついには地面に付いてしまいました。ハザ掛け当初から南に少し傾いていたことが原因です。支柱が垂直に荷重を支えていなかったので傾きが強くなり、荷重に耐えられなくなってしまいました。ショックですが仕方がありません。気を取り直して隣に再度ハザを立て、掛け直しました。幸い雨が小康状態でしたので無事作業できました。


シナノスイート収穫に向け

甘いりんごシナノスイートは収穫に向けて玉回し作業を進めています。徐々に完熟に近づいていることを感じさせる色合いになってきました。間も無く収穫を迎えます。

甘いりんごシナノスイート
甘いりんごシナノスイート

秋映(あきばえ)は収穫中

秋映(あきばえ)は収穫中です。朝の最低気温が10度を下回り、秋映の色は赤色から濃赤色へと変化し、果樹園で一際目立つりんごになっています。果実表面にうっすらとワックスが出てきて、マットな色合いになった頃が完熟の印です。ご注文下さいましたお客様には順番に商品を発送してまいります。どうぞお待ち下さい。果樹園では秋映の収穫と同時に、シナノスイートの収穫前手入れの葉摘・玉回しを行っています。

収穫中の秋映
収穫中の秋映

秋映(あきばえ)の玉回し

 次々に熟してくるリンゴ達の中、真っ赤に色着いた秋映(あきばえ)の玉回しを行っています。十分収穫時期の様に見える秋映ですが、さらに色が濃くなり、濃赤色になる頃が収穫時期となります。全体が濃赤色になる様一玉一玉を回転させて向きを変えています。秋映の果柄は短く、全く回すことが出来ない果実もありますがその場合は無理をせずに動く範囲で動かす程度にとどめています。朝晩の冷え込みと日中の日差しで濃厚な色に負けない濃厚な味に仕上がることを待ちます。販売ページで秋映のご注文受付を開始しましたのでどうぞご利用ください。


シナノドルチェ収穫と稲刈り

 4連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。果樹園ではシナノドルチェが完熟期を迎え収穫を開始しました。果樹園にシナノドルチェの香が広がっています。酸味と甘さのバランスに優れ、口の中で香が広がるシナノドルチェに仕上がりました。ご注文いただいているお客様へは順番に商品発送してまいります。どうぞお待ち下さい。

21日22日は金色に実った稲の刈り取りとハザ掛け(天日干し)作業をしました。天候に恵まれ、稲刈械も順調に動き、無事稲刈りを終えることが出来ました。美味しいものが沢山、実りの秋です。


シナノプッチ収穫開始

 手のひらサイズの小さなりんごシナノプッチは収穫を開始しました。皮が口残りしにくいパリパリとした食感と甘さが特徴で、丸かじりに適してます。ポケットに入る程の大きさですのでお食事やおやつに持ち歩いて気軽に食べていただきたいりんごです。生産量が少ないこともあり本年は早々に完売となってしまいました。完熟期を迎えたシナノプッチを少しずつ収穫していきます。ご注文いただきましたお客様へは順番に収穫して商品発送してまいりますのでどうぞお待ち下さい。

本年のシナノプッチは8月の猛暑によって果肉に蜜入りしているものが見られます。商品が届きましたらできるだけ涼しい場所で保管して下さい。また、冷蔵庫で保管しますと日持ちが良くなります。

お出かけに連れていきたくなる小さくて美味しいリンゴ「シナノプッチ」は来年以降増産していきます。


シナノドルチェ・シナノプッチ他の生育

 秋の味覚が収穫を迎え、葡萄や梨に栗など美味しいものに包まれる季節です。赤い果実が目立ち始めた果樹園では、シナノドルチェやシナノプッチが徐々に熟してきました。シナノドルチェは徐々に着色が進んできました。シナノプッチは真っ赤に見えます。試食したところ、渋みや酸味は少なくなってきましたが収穫時期はもう少し先になります。7月の長雨と8月の猛暑の影響なのでしょうか。今年の果実は例年と比べ渋み酸味が少なく感じられます。酸味と甘味のバランスが取れる時期を収穫時期に決めてきましたが、本年は甘味が勝る時期が完熟期となりそうです。品種の特徴が出せるような収穫時期を探していきたいと思います。


サンつがる収穫と今年の早生りんご

 サンつがるは熟度が一気に進み収穫も一気に行うことになりました。着色は進まない割に果肉の柔らかさが日に日に進み、試食をしても完熟期の判断に迷っていましたが、9月に入り涼しくなるとようやく完熟期を迎えました。例年は数回に分けて収穫を行うのですが、今年は9月に入り、2回で概ねの収穫が終わってしまう状況でした。

さて、サンつがる収穫が終了すると今年の早生りんご収穫がひと段落です。特別な猛暑となりましたが、品種毎の特徴が現れた今年の早生りんごです。この猛暑で、今年のシナノリップ 収穫ができたことは大きな自信となりました。また、シナノリップには多くのお客様からお問い合わせをいただきました。来年に向けて大切に育ててまいります。

9月6日 サンつがる収穫中
9月6日 サンつがる収穫中

待望のシナノリップ 収穫とシナノレッド収穫

 待望のシナノリップ とシナノレッドが収穫を迎えました。特に昨年スモモヒメシンクイの大被害で収穫がほぼ無かったシナノリップ の収穫を無事迎えることができたことがとても嬉しいです。今年は6月上旬頃りんご摘果作業中に幼果へのスモモヒメシンクイ被害が多数見つかったため、注意して被害果を摘果し圃場から出すことを徹底してきました。それでも少しの被害が見られていますので、徹底した被害果除去が出来ていなかったとしたら、今年も大被害へとつながってしまったのかもしれません。

ようやく皆様へお届けできるシナノリップを収穫できました。長雨の梅雨を乗り越えて無事収穫した今年のシナノリップをご賞味下さい。また、シナノリップの親に当たるシナノレッドも同時に収穫となりました。この2品種の収穫時期はほぼ同時期にななることがわかってきました。来年は作業スケジュールの組み立てが必要です。

立秋が過ぎ収穫できるりんごが増えてまいりました。

商品ご注文をいただいた皆様へは順番に商品を発送してまいります。どうぞお待ちください。


恋空の収穫

恋空の収穫が始まりました。本年は長雨が続いた影響からか、急激に果実が成熟し、完熟した果実が木から落ちてしまう状態になりましたので、本日の収穫後に残った果実は僅かです。収穫開始日でほぼ収穫終了に近い状態となりました。早生品種の収穫前管理には特に気をつける必要がありそうです。

恋空をご注文くださいましたお客様へは順番に商品発送いたします。どうぞお待ちください。


梅雨明けの果樹園

8月1日に梅雨が明け、太陽が眩しい果樹園になっています。

待ちわびた日差しでりんごの色が急激に赤く変化してきました。

極早生種の恋空・リップ(シナノリップ)・レッド(シナノレッド)の収穫が近づいてきました。

販売のページを開始いたしましたどうぞご利用ください。

待ちわびた日差しを浴びるリップ(シナノリップ)
待ちわびた日差しを浴びるリップ(シナノリップ)

恋空・シナノリップ ・レッドの生育

 長雨が続く今年の梅雨ですが極早生りんごの生育は順調です。恋空・シナノリップ ・シナノレッドは日に日に大きく育ち、収穫の時期に近い大きさになってきました。雨続きですが、少しずつ赤い色が付き始めています。梅雨明け後の急激な日照で日焼けになる恐れがありますので注意して収穫前の手入れを始めていきたいと思います。昨年スモモヒメシンクイによる食害で大被害となったシナノリップ は、今のところ被害が少ない状況です。無事収穫を迎えられることを願います。収穫の時期は、恋空が8月10日頃、シナノリップ ・シナノレッドは8月15日頃からとなりそうです。直送販売ページによるご予約は間も無く掲載致しますのでお待ちください。


梅雨の長雨

 全国各地で豪雨災害が発生し甚大な被害状況となっています。被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。また、現在も雨は降り続き、どこで災害が起きてもおかしくはない状況となっています。私達も気をつけて生活していきたいと思います。

この地域では、6月22日頃から弱い雨の日が続き、6月29日と7月2日に雨が止んだ以外はずっと雨が降りが続いています。7月に入り徐々に雨が強く降る様になり、7月8日には土砂災害緊急警報が出されました。過去には昭和36年に、近くの大沢川が氾濫し果樹園内を水が流れたことがありました。現在の状況からは想像がつきませんが、父や年配者に聞くと、この場所も決して油断してはならないと言います。

さて、果樹園では、仕上げ摘果を続けています。晴耕雨読とはいかない状況ですのでレインウエアを着て作業しますが、意外と涼しく作業が捗ります。長雨の影響で、一部の葉に枯れ症状が出始めました。病気によるものか、雨によるストレスなのかは判別できませんが注意していきたいと思います。


仕上げ摘果とスモモヒメシンクイ

 梅雨時期らしく1日の中で日が照ったり雨が降り出したりと目まぐるしく変わる天候が続いている果樹園です。カッパを着たり脱いだりを繰り返しながら仕上げ摘花作業を進めています。

現在は、早生品種の仕上げ摘果が終了し、秋映・シナノスイートなど中生種の仕上げ摘果を進めています。

昨年の大不作の反動から今年は着果量が非常に多く、着果量が多くなり過ぎないように注意しています。

また、昨年のシナノリップ に大発生したスモモヒメシンクイという害虫被害が6月初め頃から見られています。スモモヒメシンクイは5月中に果実内に侵入した様です。昨年の経験ではこれからの時期に被害が増加しましたので特に注意が必要です。被害果を放置すると、そこから被害が増えていき、昨年はシナノリップ 全滅という大被害となりました。被害果は見つけ次第摘果して果樹園から出して処理します。


長野県は梅雨入り

 長野県は本日6月11日に梅雨入りしたと見られるそうです。今朝は青空も見られ、本当に雨が振るのか疑っていましたが昼前からまとまった雨降りとなっています。水田は田植えを終えて水面に映る景色が綺麗な時期となりました。カエル達の元気な声がますます響きそうです。最近は30度近い暑さが続いていましたのでこの暑さが和らぐと良いなと願います。

さて、果樹園のりんごはグングンと成長しています。現在は、摘花剤により花数を減らしたサンふじの摘果作業を急いでいます。この畑が終わると全ての木の摘果が一巡出来ます。続いて2巡目仕上げ摘果を全ての木で行います。極早生りんご品種の恋空は収穫まで50日程となって来ました。


かわいいリンゴ

 かわいいリンゴが実ってきました。今年のりんごは花数が多く、受粉時期の天候にも恵まれましたので、着果量は過去にないぐらい多くなっています。摘花や摘果が間に合わない恐れもありましたので摘花剤にエコルーキーを使用して花数を減らす作業を行いました。摘花・摘果作業は全て手作業になりますから手数が減ることは大変ありがたいです。もちろんりんごの木にとっても負担が減ることとなり、今年の果実生育やさらに来年の花芽作りにも好影響になると思います。現在はシナノスイートとサンふじの摘果作業を進めています。その他の品種は1回目の摘果が終了しています。長丁場の作業になりますがおいしいリンゴが収穫できるよう進めていきます。

新緑眩しい伊那谷

 新緑が眩しい伊那谷です。りんごの花の白に変わり優しい若葉色が広がっています。


花数が多いサンふじ

 花数が少なかった昨年を取り戻すかのように花数が非常に多い今年のサンふじです。薄ピンク色の花がぼんぼりになりました。一番早く咲いた中心花の一部に凍霜害の影響で茶色のメシベが見られますが、昨年程の被害はありません。花数が圧倒的に多いので収穫量に影響を与えないと思います。開花が早かった品種のうちシナノレッドと恋空は花弁が散り始めました。受粉作業はマメコバチなど自然の昆虫にお任せしています。おいしい果実になる花を選択して受粉していただけるとありがたい今年の花の多さです。


シナノスイート他満開

シナノスイート他りんごの花が満開です。本日最高気温31度!暑さの中で一気に花が咲きました。


シナノリップ 他りんご続々開花

 シナノリップ 他りんごの花が続々開花してきました。29日の最高気温は20度です。これからグングン暖かくなるようです。発芽以降開花を待ちわびていたりんごの花が一気に開花します。

心配した晩霜の被害は、王林・サンふじに大きな影響が見られます。その他品種は昨年に比べ被害が少なそうです。どの品種も今年は花の数が多いので、摘花作業がんばっていきます。


2020年も霜対策で火を焚く

 2020年はりんごの生育が早く、晩霜による凍結被害が心配でしたが、本日は氷点下の気温が予想されたため霜対策で火を焚きました。24日夕方に降り出した寒い雨は20時頃に止み、その後満天の星空が広がり、25日午前0時30分には気温0度まで下がり、放射冷却により、地面やりんごの木は凍っていました。早速燃焼資材を畑に配置して1時30分に点火しました。りんごの蕾や葉はまるでりんご飴の様に氷で纏われています。5時半に太陽が昇ると一気に暖かくなりましたが、最低気温は燃焼資材の燃焼が無い場所でマイナス1.5度、燃焼した場所でプラス1度です。被害が出て無いか心配な状況です。


りんご展葉と棚修正

 りんごの展葉が進みピンク色の蕾が出てきました。開花までの期間を利用して緩みが出てきた棚の張りを修正します。緩みが出た棚は、りんごの重さや台風の風で大きく揺れ、倒壊の危険が増します。りんごの果実が実ると重くなり緩みの調整ができませんのでこの時期までに終わらせたい作業です。果樹園のりんごの木に緑色の葉がポッポと開きました。


果樹園と稲作

 果樹園の真ん中にある水田で我が家のお米を作っています。まずは田植え用の苗つくりです。りんご作業の手が空くこの時期に毎年行っています。今年はりんごの生育が早いので、稲作も遅れない様に例年より少し早く作業しました。


果樹園で見る自然

 新型コロナウイルスは私たちの生活に大きな影響をもたらしています。周りの自然は例年と変わらずに美しい春の景色になってきました。少しだけですが果樹園の自然をお届けし、心の癒しになれば幸いです。春の景色は一年で最も鮮やかで眩しく輝きます。大地の息吹を感じます。今年は昨年に比べて数日早く生育が進むリンゴです。4月の20日頃にはチラチラとりんごの花が咲き出しそうです。


りんご霜対策と剪定枝の片つけ

 りんごの芽がグングンと出てきています。いよいよ霜対策が必要な時期となりました。昨年はこの時期に氷点下4度程度になる日が続いています。3月23日に防霜ファンが全て動作することを確認しました。氷点下4.5度になった3月25日の朝は全ての防霜ファンが稼働しました。いよいよ凍霜害を心配する季節となりました。

 剪定作業は全て終了し、その剪定枝の片つけ、間伐や病気で伐採したりんごの木の根を運び出しています。

剪定枝は炭焼きして利用しています。最近は雪が積もりませんので、風の無い日の早朝に炭焼きをしています。


シナノプッチ発芽

 3月11日シナノプッチの剪定作業をしようと木を見てびっくり、発芽しています。シナノプッチと恋空が発芽しました。昨年に比べて12日早い発芽です。そのほかの品種も発芽直前です。今年の生育は昨年に比べて10日以上早くなっています。昨年以上に凍霜害の危険が大きくなりますので、ゆっくり生育していってほしいところです。昨年凍霜害被害が大きかったサンふじは、りんご品種の中で遅く発芽してくる品種です。


暖かい果樹園

 記録的に暖い今年の冬でしたが、らさに春の陽気となりポカポカ陽気の果樹園です。

ヒメオドリコソウやオオイヌノフグリが咲き、りんごの芽が膨らんできています。

剪定作業はまだ少し残っていますので急いで終わらせたいところです。

桜の開花予想は平年より2週間ほど早い開花を予想しています。3月の末には桜が開花しそうな状況となってきました。となると、りんごの花の開花も早まりそうです。


2020年りんごの芽

 りんごの芽はまだ膨らんでいません。りんごの芽は品種毎に特徴があります。丸い芽はシナノスイート。ぷっくり三角は秋映、とんがり三角のシナノドルチェ・王林など。暖かい冬をどう感じているのでしょうか。雪は降りませんが笠雲の発生する日が多く感じます。


暖かい2020年の冬

 一年で最も寒さ厳しいはずのこの時期ですが、今年は暖かい冬となっています。記録的に気温が高かった1月が終わり、2月に入っても一向に寒くなりません。恒例の雪かき作業を一度も行っていない今年の冬です。

おかげで、剪定作業は順調に捗っています。剪定で出来た大きな切り口を保護する保護剤が柔らかくて塗りやすい状態です。日差しも少しづつ春めいてきました。このまま春が来そうです。


2020年果樹園の初雪

果樹園に2020年の初雪が降りました。果樹園はうっすら雪が積もり、濃い霧の発生で一面真っ白な世界となりました。この雪はお昼頃に全て溶けてなくなりました。年明け以降暖かい日が続いていましたが、ようやく冬らしい景色になってきた様に感じます。今年の冬は2016年の気候に似ているとテレビで報じていました。2016年は冬から春にかけて暖かく、早い春の訪れでりんごの開花も早い年でした。今年も早い春になるのかもしれません。果樹園では剪定作業を進めています。丁寧な剪定で良い果実生産にしたいと思います。


2020年元旦の果樹園

 新年あけましておめでとうございます。

旧年中のご愛顧に感謝申し上げます。本年も変らぬご愛顧よろしくお願い申し上げます。

2020年は快晴の初日の出を拝むことが出来ました。氷点下6度の寒い朝となりましたが、太陽の力強さを感じています。今年も恵み多い一年になることを祈りました。