りんごの花満開と摘花作業

サンふじの花満開
サンふじの花満開

 果樹園ではりんごの花が満開になりました。ピンクや白い花が咲き、花見を楽しみながらの摘花作業を進めています。今年は昨年の豊作影響で、花の数が少く感じられますが、凍霜害被害が全く無く、きれいな花が咲きました。今年のリンンゴに期待です。


りんご花見と水田苗作り

 山桜のピンク、菜の花の黄色、新緑の緑、里山は色とりどりの景色になりました。果樹園のりんごの花も赤色の蕾とピンクの花が可愛らしく咲き、お花見の時期になっています。

水田作業も本格的にはじまり、モミを入れた苗箱を水田に並べ、田植え用苗作りをしました。お花見を楽しみながら農繁期の始まりです。


りんご開花始まる

 りんごの開花が始まりました。最も早く開花したのは極早生品種の恋空です。シナノリップも開花直前。明日には開花しそうな様子です。


りんご展葉と炭焼き

シナノリップ葉が広がり蕾が見えてます
シナノリップ葉が広がり蕾が見えてます

 4月に入り暖かい日が続き、果樹園周辺の桜が満開を迎え、草や木の緑色が日に日に増え、景色の変化を感じる毎日です。

果樹園のりんごは順調な生育で、りんごの葉が広がり、中心には蕾が見えています。

果樹園の新緑や里の桜を眺めながら、剪定枝を集めての炭焼きを行いました。

枝集めの最中に、食べごろのタラの芽を見つけました。コゴミやウコギなど、春の山菜を楽しみながら、慌ただしい春の農作業を進めています。

 

 


りんご発芽始まる

シナノリップの発芽
シナノリップの発芽

 3月中盤まで寒い日が続き、りんごの生育はゆっくり進んでいましたが、このところの暖かさで、発芽が始まりました。草の緑色が徐々に濃くなってきています。驚くほど早かった昨年の春とは違い、平年並みの春となっています。


剪定作業の傷保護

りんご剪定傷に保護剤を塗布して守ります
りんご剪定傷に保護剤を塗布して守ります

 3月前半は雪降り、雨、晴と目まぐるしく変わる天気が続いていますが、比較的寒い陽気です。剪定作業は後半に入りました。暖かくなるとりんごの芽が動きそうですので、出来るだけ早く終わらせたいところです。剪定を行った枝の傷跡は、乾燥で割れてしまったり病気が入ることがありますので、保護剤を塗布して保護します。剪定と同時に進めて、出来るだけ木に負担がかからない様にしています。


寒暖差大きかった2月の果樹園

2月24日早朝の雪景色
2月24日早朝の雪景色

 このまま春になるのでは、と思う程に暖かかった2月の中旬から一転して寒さが戻っている果樹園です。今年の冬は写真の様な積雪になる日が多く、日差しが出てくると一気に融け地面が見えてきます。りんごの芽は少し膨らみ、春が近いことを感じる頃になりました。果樹園では剪定作業を進めています。


雪景色の果樹園

青空に映える白い雪景色
青空に映える白い雪景色

 今シーズン初のまとまった降雪で果樹園は10センチほどの積雪となりました。青空に映える雪も、気温の高さから融けるのが早く感じます。


降雪少ない冬の剪定作業

 今年の冬も降雪が少なく、剪定作業が順調に進んでいます。りんごの木をコンパクトに育て、日当たりと作業性を向上させたりんごの台木にM9ナガノ台木を使用しています。剪定で切る枝の量がこれまでの栽培に比べて極端に少なく、剪定作業の労力も軽減されますし、剪定枝のかたつけ作業も軽減されます。春先の凍害に弱いのが特徴でもありますので、できるだけ早く剪定を終わらせてあげたいりんごの木です。優先的に剪定作業を進めています。

 


2024年の始まり

 2024年まるす小平果樹園では美しい初日の出から始まりました。

快晴の南アルプスから太陽の日差しが温かく注がれりんごの芽が照らされます。

今年も皆様に美味しいりんごをお届けできる様に願う朝でした。

夕方に発生した能登半島地震で、大変な被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。

私たちにできることを考えながら、そして行動し、一年を過ごしていきたいと思います。

現在、私達は、長野県内で行われる様々な剪定技術講習会に参加して基本技術の再確認を日々行っています。講習で教わったことを忘れないうちに果樹園で実践確認する毎日です。基本に立ち返りながら新技術を習得していきたいと思います。

本年もまるす小平果樹園をどうぞ宜しくお願い申し上げます。