サンふじ摘果開始

サンふじ以外の全ての品種は荒摘果が終わり、サンふじの摘果作業を始めました。今年は凍霜害でどの果実を残すべきか悩みながらの摘果となります。凍霜害は、花が咲かないもの、花が枯れたもの、変形、小玉、赤く毛が取れているものなど程度の差も大きい状況です。中心果の大きいものが8ミリ程の大きさになってますが、果実表面の毛が脱落して赤く見えるものが多くあり、これらはサビの原因になります。ガク付近だけが赤いものは残し、果実全体に赤いものは摘果して側果を残したいと思います。地上から1.5mくらいまでの間では凍霜害により中心果・側果のいずれにも被害がみられます。それより上の場所では側果に被害が多く見られます。よく観察して良質な果実を残していきたいと思います。