本年も一年間まるす小平果樹園をご愛顧くださいました皆様に御礼申し上げます。
果樹園は静かに年越しを迎えています。
ここ数年の気候は冬寒く、夏暑く、雨は豪雨となり、春と秋は気持ちみ短く感じられ、豊かな四季に変化を感じています。りんごの木はこの気候に慣れるためか以前とは違う生育を見せています。
今年はサンふじの収穫期にりんごの木の紅葉が進み、12月に入り一気に落葉しました。りんごの木は寒い冬が来ることを早くに察知して休眠に入った様です。
今年は雨と日照不足に悩まされた一年でした。美味しいりんごを皆様にお届けできるよう、りんごの木の気持ちに寄り添って、来年は丁寧にりんご作りを進めていきたいと思っています。
サンふじは収穫最盛期です。
本年も多くの皆様にサンふじをご利用いただきありがとうございます。
昨年のこの時期は大雪に見舞われて収穫できない事態となっておりましたが本年は順調に収穫を進めることが出来ています。12月の初めまで収穫は続く予定です。
合わせて選果作業も行い、少しずつ商品の発送も始めています。
ご注文いただいています皆様には順番に商品をご用意してまいりますのでどうぞお待ち下さい。
サンふじ収穫中です。
今年は、8月の長雨、10月の長雨による記録的日照不足に加えて台風の通過で葉が痛んでしまい、大切な光合成に支障が出る状況でした。そこで、例年以上に葉摘みをひかえ、できるだけ葉を残して光合成の栄養を果実と樹へ蓄え収穫を迎えました。
写真のように元気な葉が紅葉を始め、赤いリンゴと黄色の葉が美しい果樹園となり、収穫最盛期となっています。収穫は12月初めまで続きますが安定した天気で進められると良いと願っています。
サンふじは収穫時期が近づいてきました。最後の仕上げ玉回し作業を行なっています。里山の紅葉も色を増し、サンふじの色も徐々に地色の緑色が黄色に変わってきています。
シナノホッペは収穫の時期が近づいてきました。10月の初めから真っ赤に色付いていたシナノホッペは、表面にうっすらワックスがで出てきてしっとりとした触り心地です。試食してみたところ、もうすぐ収穫できる状況です。
果樹園に初霜が降りました。最低気温マイナス1度の朝です。徐々に寒くなっていきます。
まるす小平果樹園のサンふじは出来るだけ葉を残して収穫まで管理します。一般にリンゴの収穫前管理は、リンゴ周囲の葉を摘み取り光を果実に当て全面を真っ赤に色付きさせる葉詰みという作業を行います。まるす小平果樹園では、収穫まで葉を摘まない「葉取らずリンゴ」と「葉摘み」の果実を分けて販売していた時期がございました。葉の影響は大きくて、早い葉摘みと強い葉摘みは、果実の味が悪くなっていまうことが解りました。「葉摘みは最小にする」ことがまるす小平果樹園の完熟リンゴ作りの基本となっています。
今年10月の気候は、雨の日が続き、日照不足で葉の色が黄色に感じられ、一部で落葉や、病気の発生が見られます。さらに台風21号通過でリンゴの葉にスレ傷が見られ、葉の力が弱ってしまっている様に感じます。美味しいサンふじを収穫するために、サンふじは出来るだけ葉を残してあげたいと思います。葉摘みは最小かまたは行わずに、果実と木へ、出来る限りの養分蓄積をさせてあげます。
台風21号は全国に大きな爪痕を残して通過していきました。22日から23日にかけて台風が通過した長野県では2億円の農作物被害が出ていることを新聞等が報道しています。ここ高森町でもリンゴの落下等が見られ台風の被害が発生しています。まるす小平果樹園は、南西北を里山に囲まれた地形の恩恵か、今回の台風によって落下する果実は最小でした。ゴウゴウと吹き荒れる台風の風音で眠れない夜を過ごしましたので、これは大変な事態になると覚悟していましたが、リンゴはしっかり木にしがみついていてくれました。リンゴを回してみると、1・2割のりんごに枝などにぶつかって出来たスレ傷が見られます。被害の全容は収穫して見ないとわかりませんが、台風の試練を乗り越えたリンゴ達を大切にお世話してまいります。
非常に強い台風18号の接近に備えてりんごの木を支えている支柱の追加や固定の見直しを行いました。雨風強くなる前にできるだけの備えをして無事を願いたいと思います。
秋映の生育状況は順調に赤く色付き始めています。これから徐々に赤色から黒色に近い色へと着色していきます。秋映は現在果実に密着した小さな葉を摘む弱い葉摘み作業を行なっています。写真が葉摘み後の果実で密着していた葉を摘み黄色の肌が出ています。収穫時期は今月末を予定しています。
シナノドルチェの生育状況は収穫まであと一週間程となりました。着色の早い果実は写真のような赤色になってきました。試食してみたところ、酸味が強い状況で、甘みと酸味のバランスがよくなるのはあと数日必要のようです。完熟期になると果実表面が少ししっとりとした感じになり、果実からの香りが強くなってきます。あと少しで完熟期を迎えます。
りんごの白紋羽病をお湯の力で殺菌しています。白紋羽病は根に感染する菌が原因で、木が衰弱し最後は枯れてしまう怖い病気です。しかし、この菌は高温に弱いので50度のお湯を沸かし、地中に潅水(かんすい)して殺菌出来ます。この病気は隣の木へと感染が広がるので見つけ次第対策することが基本ですが、地温が高い夏の時期が作業時間も短く出来ますのでまるす小平果樹園では例年今頃の作業となっています。
夏のりんごに美味しい恋空(こいぞら)が新たに加わります。今年は収穫時期や手入れの方法を試験中です。収穫時期は今頃の様です。収穫時期はシナノレッドに比べて一週間程早くなりそうです。味は酸味と甘みのバランスがよく、シナノレッドに比べ酸味が少ないです。来年はいくつか収穫できるようになりますので今後にご期待下さい。
夏のりんごシナノレッドのご予約を受付中です。
酸味が有ってとてもジューシーな夏のりんごシナノレッド。
今年の収穫時期は8月15日頃からの予定です。
南信州は夏本番です。
強い日差しと南アルプスにかかる積乱雲がこの地域の夏景色です。
水田の稲からは稲穂が出る季節です。
シナノレッドは順調な生育です。今年は昨年より花の満開が遅かったため収穫の時期は遅くなりそうです。強い日差しから果実を守るように大きな葉が茂っています。今年も葉を出来るだけ摘まずに自然な着色のシナノレッドで収穫期を迎えたいと思います。販売につきましては間も無く予約情報を掲載いたしますのでお待ちください。
7月19日に関東甲信地方の梅雨明けが発表され長野県も梅雨明けです。梅雨明けの果樹園は夏の日差しと夕立雲になりそうな空が広がりました。この地域は降水量が少なく、晴天続きで暑い梅雨期間でした。りんごは品種による生育差が見られています。一番最初に収穫されるシナノレッドは順調に大きく育っています。シナノスイートやサンふじ等収穫時期が遅い品種は玉伸びが遅れています。現在サンふじの見直し摘果を進めています。今年は暑い夏になりそうですので熱中症に気をつけて作業を進めてまいります。
上からチュンチュンピーピーと賑やかなツバメの声が聞こえて来ます。たくさんのツバメが電線に集まっていました。今年はたくさんのツバメが生まれたようです。
収穫まで一ヶ月と少しとなるシナノレッドの仕上げ摘果を行ってます。
果実の大きさはテニスボールより少し小さいくらいまで生育しました。
美味しくなりそうな果実を見極めて残していきます。
6月7日に関東甲信地方の梅雨入りが発表されました。今年も梅雨の季節です。
4月と5月は雨量が少なく乾燥気味でしたので、梅雨の雨は恵みの雨になることを期待してます。
りんごの果実はピンポン玉より少し小さいくらいの大きさに成長してきました。
梅雨の果樹園は緑色が濃くなる季節です。
りんごの花は散り盛んとなり、花びらが落ちた後にリンゴ果実が膨らみ始めました。受粉期間の天候に恵まれ、マメコバチたちはしっかり受粉してくれました。
まるす小平果樹園のりんごの開花はGW中となりそうです。現在シナノプッチ等生育の早い品種で蕾の赤色が見え始めました。28日から摘蕾作業を予定していましたがまだ手がつけられない状況です。蕾が離れて手で摘めるのは5月1日からの予定です。そしてりんご開花はその数日後、5月3日頃からの予想です。
りんごの受粉担当マメコバチのまゆを畑に出しました。
このまゆの中にマメコバチが入っています。
リンゴの木の剪定作業が終了しました。リンゴの芽吹き前に終わる事ができてほっと一安心です。
春が来て柔らかくなってしまったリンゴはコンポートにしておやつにしています。電子レンジで簡単にできますのでお試し下さい。
本日は朝から春の雪降りとなりました。膨らみ始めたりんごの芽が寒そうです。
暖かい日が続いていましたが寒さがたまに戻るこの時期の気候です。
りんご受粉樹メイポールの発芽を発見しました。平年並みの発芽です。りんごの木はいよいよ芽出しが始まりました。
剪定作業はまだまだ残っていますので急ぎ進めたいと思います。
果樹園では、りんご苗木の植え付けを始めました。
カチコチに凍っていた土は、春の日差しでフカフカです。
植え付けしたのは現在人気のりんご秋映です。来年から果実が実りますので楽しみです。
剪定作業をする足元に春を告げるオオイヌノフグリの花を見つけました。
この花を見つけると春の訪れを感じます。いよいよ春です。
昨日は雨が降り、積もっていた雪が融けました。写真は春を待つシナノスイートの花芽です。
寒い2月も残りわずかとなり、いよいよ春が近づいてきました。
果樹園では剪定作業が3割ほど終わりました。まだまだ剪定を待つ木が残っています。
雪が融け、足元も良くなりますので、剪定作業が進みます。
春の日差しを感じる晴天の果樹園で剪定作業中です。
太陽の暖かさを体に感じて体の動きも良くなります。
まるす小平果樹園では今年の収穫に向けてりんごの剪定作業を開始しています。ここ数日は氷点下10度の最低気温が続いていますが、少しずつ日が長くなり太陽の暖かさが感じられるようになってきました。
果樹園は真っ白に積雪し、厳冬期の景色となりました。りんごの木は休眠して寒さに耐え春を待ちます。
新年あけましておめでとうございます。
旧年中のご愛顧を心より感謝いたします。
本年も美味しいりんごをお届けできますよう頑張ってまいります。
本年も変わらぬご愛顧をいただきますようよろしくお願い申し上げます。
さて、本年は素晴らしい初日の出となりました。
南アルプスから登る太陽の暖かさを感じながら安定した気候と作物の順調な生育を願いました。